| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 知的生産の技術 |
| 教員名 | 三木 佳光 |
| 授業概要 | 知識創造社会における社会人にとって必須の“知的生産の技術”の一つは、知の本質の理解と知的情報源へのアクセスとそこからの情報の収集・蓄積・加工・提供のあり方にある。既存の知識体系の仕組みと利用、並びに個人の能力開発、創造性開発などについて、論及していきたい。 |
| 授業計画 | 知のしくみ:知識の本質と創造性 ○知のパラドックス ○知の多様性とダイナミズム ○静的知と動的知、暗黙知と明示知 ○知の伝承 情報の収集・活用の諸技術 ○図書館・情報センターの機能(文教大学湘南図書館の利用等) ○インターネットの活用による情報収集 ナレッジのデーターバンク化 ○情報・知識の分類、情報ユーティリティによる各種サービス ○勉学における情報アクセスの重要性とその充足 動的知のレベルアップ ○創造性開発技法(ブレーンストーミング・KJ法)の演習 ○フィールドワークの重要性、自己啓発の方法、 データ-ベース検索とコンピュータ 実践による“知的生産の技術”の習得 ○企画の技法と企画書の書き方 ○レポートの書き方 ○論文の書き方 各自レポートの作成と提出されたレポートの発表・討議(相互啓発) |
| 評価方法 | 出席状況ならびに各自が設定した調査テーマを纏めたレポートについて、講義内容がどのように活かされ、知的生産のレベルを高めたかを評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 情報媒体の主力が印刷物のみならず、電子媒体(データーベースやインターネット)のものも大切になっているので、知的生産の技術としての情報の扱いかたの達人になってほしい。 湘南校舎図書館の上手な利用も含めて、知的生産の技術の基本を習得すれば、創造的思考のスピードが要求される知識創造社会の社会人として”That makes your capability double sure”と言っても過言でない。 |