年度 | 2010 |
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科目名 | スポーツ健康実習B (月2) |
教員名 | 小林 勝法 |
授業概要 | 中国に古来から伝わる気功は、医療体操として、あるいは武術や宗教的修行法として行われてきた。太極拳は気の発現を重視するゆったりとした動きの中国武術である。簡単な気功と二十四式太極拳を学ぶことで、健康の維持・増進と潜在能力を開花することに挑戦しよう。/ なお、授業の到達目標は以下の通り。/1.知識・理解の観点:(1)中国武術の身体観と健康観を理解できる。(2)身体運動文化の価値と継承・発展の問題を理解できる。/2.思考・判断の観点:日常生活の中で心身の合理的運用法を考えることができる。/3.関心・意欲の観点:(1)自分の潜在能力の開発に関心を持つことができる。(2)身体運動文化に関心を持つことができる。/4.態度の観点 :習得した知識や技能を用いて、日常生活の中で起きる問題を適切に対応できる。/5.技能・表現の観点:(1)基本的な気功法を行える。(2)二十四式太極拳を表演できる。 |
授業計画 | 1.気を感じる 2.無心になる:虚霊頂勁 3.基本的な気功:気の流れとからだの動き、内外相合 4.二十四式太極拳:虚実分明、沈肩墜肘、用意不用力、相連不断、上下相随 5.気を練る 6.太極拳の思想と歴史 7.天地の気との交流 8.表演会 |
評価方法 | 上記の目標の達成度応じて、大学が定める評価基準(AA~D)にしたがって評価する。なお、評価方法以下の通り。 /1.知識・理解の観点(20%):宿題、期末レポート /2.思考・判断の観点(10%):宿題、期末レポート /3.関心・意欲の観点(20%):授業への参加度、宿題、期末レポート /4.態度の観点 (20%):授業への参加度、宿題、期末レポート /5.技能・表現の観点(30%):実技試験(表演会) /なお、欠席回数により-5、-10、-20、不可、遅刻回数により-3、-6、-12、-24、不可とし、「関心・意欲」「態度」から減点する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 初回の授業から実技をするので、体操着に更衣して体育館の指定場所に集合すること。/ その他、履修に関しては、「体育科目の履修」(『履修のてびき』記載)を参照すること。/ 学生による授業評価の主な結果(最近3年間、5段階評価)は次の通りである。/ 授業満足度:4.3~4.9、新しい体験をした:4.7~4.9、運動不足解消:3.5~3.9/ 気功や太極拳などの新しい体験をして受講満足度が高いが、あまり動かないので運動不足解消にはなっていない。たくさん動いてエネルギーを発散したい人にはあまり向いていない。この点を理解した上で受講して欲しい。 なお、授業は3学部合同で行い、男女共修で実施する。 |