マーケティング・リサーチ

年度 2010
科目名 マーケティング・リサーチ
教員名 金 必中
授業概要 マーケティング戦略を立案する際に、市場需要や競争状況に関する情報を把握することは非常に大切で、その情報を迅速かつ的確に把握することはマーケティング戦略の成果を大きく左右することになる。マーケティング・リサーチ(市場調査)はそのようなマーケティング戦略の立案に必要な情報を的確に把握してくれるもので、経験や直感による主観的ではなく、科学的根拠に基づいた客観的情報を提示してくれるものである。したがって、マーケティング・リサーチはマーケティング戦略の方向や精度を高める、いわば羅針盤やナビゲーションのような役割を果たすといえる。本授業では、マーケティング・リサーチを理解し、その手法やプロセス、データの収集や解析方法について理論的に学習することを、目標としている。
授業計画 授業ガイダンス
マーケティング・リサーチの理解
データベース・マーケティングとデータ・マイニング
調査計画の立案
1次データと2次データ
測定と尺度
調査票の設計
サンプリング
調査の実施
集計と解析
報告書の作成とプレゼンテーション
まとめ
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 毎回出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点を30%、課題レポートを20%、定期試験を50%の割合で評価する。ただし、成績評価は次のとおり。AA) 形式に不備が無く内容が特に優れている、A) 形式に不備が無く内容が良い、B) 形式は満たしているが内容がやや不足している、C) 形式・内容ともに若干の難点がある、D) 課題・定試をこなせていない。
教科書
参考書
メッセージ この授業を理解するためには、マーケティングに関する知識が必要となる。マーケティングについて勉強していない学生は『マーケティング』授業も併せて受講してほしい。なお、この授業は『マーケティング・リサーチ演習』の前提となる。