年度 | 2010 |
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科目名 | 投資分析 |
教員名 | 鈴木 誠 |
授業概要 | 「投資分析」はファイナンスの中のインベストメントに位置する分野です。投資の対象は株式や債券といった証券から、商品やビル、森林など幅広いものが対象となります。この講義では投資分析の基礎として主に証券投資を中心として説明します。 |
授業計画 | ガイダンスとして本講座の説明、スケジュール、評価に関する説明を行います。1章:ファイナンス理論の流れ 2章:不確実性下でのファイナンス理論 3章:リスクと投資家の選好 4章:最適なポートフォリオの選択 5章:市場の均衡価格(CAPM) 6章:パフォーマンス評価と効率性 7章:マルチインデックスモデルとAPT 8章:デリバティブ 9章:オプション 10章:債券の利回りとリスク 11章:最適資本構成(MM理論からエージェンシー理論まで) 12章:資本コストと配当政策 13章:金融仲介機能とメインバンク 14章:コーポレートガバナンス 期末テスト:範囲これまで学習した領域について。教科書・参考書は持ち込み不可とする。試験の形式は穴埋め(語句の選択ではない)50%、計算問題25%、論述25%の予定。詳細は直前に解説する。 |
評価方法 | 出席と試験の配分は半々とします。出席の代わりにクイズを行います。クイズを回答することで出欠を確認し、同時にその内容を評価します。試験は筆記、教科書、参考書持込不可です。なお、遅刻は認めません。また、欠席が5回(理由を問わず)となると評定は行いません。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 投資分析は基礎となるファイナンスの知識が前提となります。しかし、本講座ではファイナンスの未修者であっても一通り理解できるように容易に説明するつもりです。しかし、欠席をするとついて来れなくなってしまう可能性は大です。出来るだけ欠席をしないように努めてください。また、皆さんが数学的な知識が弱いと感じた場合は、適宜、授業で取り上げるようにします。私の希望は投資分析を最終的には「利用できる」ようになってもらいたいと思います。なお、皆さんを大人として授業を行います。ですから、お互いに効率良く、快適な授業時間を過ごしたいと思います。そこで、妨げとなる授業中の居眠りや私語は禁止とします。場合によっては退席をもとめる場合もありますので注意してください。(欠席扱いになります)ただし、意見や質問は授業中でも歓迎です。 |