年度 | 2010 |
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科目名 | 情報表現・CG IIC(ゲームデザイン) |
教員名 | 高田 哲雄 |
授業概要 | 今日TVゲームは日常的な娯楽として定着しています。最近ではさらにPCや携帯電話を活用したインターネットゲームも盛んになってきました。しかしバトルに偏重したゲームではなく、文化的でより広範な情報メディアの活用が問われています。それはマルチメディア・コンテンツに対する社会の期待が”健全な文化の再生”という点にあるからです。”ストーリー発見ゲーム”のアルゴリズムを体験することによって参加者の創造力を高めながらプログラミング能力を身につけていきます。現代のソフトウエア技術は高度なアルゴリズムとしての頭脳をもち生活環境をも制御するという役割を担うレベルに至ったのです。それは“遊び”のゲームという範疇を超えさまざまな可能性を私たちに、提供することが可能です。これからはコンテンツのアイデアや質が重要なテーマとなります。 |
授業計画 | ゲームのインタラクティブ性について(道具性とコンテンツ) ゲーム企画(ゲームの発想とコンテンツ・プラン) ゲームプログラミングの基本(Flalsh、VB、ゲーム作成関連ソフト) イメージとシナリオのプラン(空間と時間のデザイン) 共通課題「ストーリー発見ゲーム」の作成(全体計画) 演習1(コンセプト決定:絵コンテ、シナリオを作成) 演習2(キャラクター、背景、小道具、等の作成) 演習3(3Dゲーム:3Dゲームのデザイン) 演習4(3Dゲーム:VRML、アクションのデザイン) 演習5(3Dゲーム:立体映像を利用するゲーム) 演習6(3Dゲーム:実写とCGの合成) 演習7(VBプログラミング,サウンドの活用) 演習8(インタラクティブなゲームのアイデア) 制作発表(プレゼンテーション、メディア化) |
評価方法 | 出席と発表、および提出物を重視します。出席点50%、中間プレゼンテーション20%、最終提出30% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 最もバランスの良い知識は”理論”と”実践”の両面から学んでいくことによって身につくものです。また諸君がこの授業で”技術知識”のみ理解するのではなく”創造力”と”感性”を磨くことを望んでいます。VBはMicrosoft社の登録商標です。 |