栄養情報I

年度 2010
科目名 栄養情報I
教員名 太田信宏・井上節子
授業概要 栄養士の専門業務は健康増進のための栄養指導を行うことであり、栄養指導対象者が持っている情報を正確に把握する必要がある。この授業の目的は、栄養指導対象者の情報を正確かつ迅速に整理・統計化・グラフ化し、正しく分析・評価するための知識を習得することである。授業では対象者の情報収集、データベース操作、統計処理、栄養計算ソフトによるデータ処理を行う。あわせて情報を正確に分析、評価、診断する技術を習得する。授業はPCによる演習形式で、担当者2名によるオムニバス方式で行う。
授業計画 (担当者・太田)
授業ガイダンス、栄養情報カリキュラムの説明
PC基本操作(ワープロソフト、ファイルとフォルダの操作)
文書表現(1)食事調査アンケートの作成
文書表現(2)食事調査アンケートの考察
栄養摂取状況表の作成と評価
栄養摂取量数値の入力と加工
身体測定値、栄養素摂取量等のデータ整理(1)
(統計処理の基本、度数分布、平均値、標準偏差)
身体測定値、栄養素摂取量等のデータ整理(2)
(変異係数、相関、検定)
インターネットの情報利用(データベース検索・資料検索)
(担当者・井上)
Excelシートを利用した食品成分表の作成
1日の食事調査(1)
献立作成と栄養計算
1日の食事調査(2)
献立作成と栄養計算
市販食品の調査と栄養計算
栄養計算ソフト「味蔵食品成分辞書」の利用(1)
栄養計算ソフト「味蔵食品成分辞書」の利用(2)
授業のまとめ、授業アンケート
評価方法 毎回の出席を基本として、授業の活動を含めた出席点(50%)と各回に提出する課題(食事アンケート、栄養摂取表、一日の献立表、栄養計算表、市販食品の栄養計算表等)の作成(50%)で総合評価する。この結果を100点換算し、大学が定める評価基準(AA~D)にしたがって評価する。
教科書
参考書
メッセージ 栄養士に必要とされる実践的な実習を多く取り入れて行います。この授業を通じてコンピュータを活用した栄養業務について理解を深めてください。