コンピュータ基礎演習

年度 2010
科目名 コンピュータ基礎演習
教員名 根本 俊男
授業概要 コンピュータはソフトウェア次第で何でもできる夢の機械です.しかし,そのおかげで多少複雑な機械です.これを使いこなすためには現段階では残念ながら何も勉強しなくてもよいというわけにはいきません.実際に触れながら基礎知識を身につけることが必要なのです.当演習では,コンピュータの扱いに余りなれていない学生を対象として,経営情報を学ぶうえで必要な「ツールとしてのパソコンの扱い方・ソフトウェアの使い方」を予備知識の無い段階から扱います.具体的には,コンピュータに慣れることとインターネットの利用,そして,Wordによる文章の作成技法を重点的に学びます.まずは,当演習で基礎スキルをしっかり身に付けてください.そして,次セメスター以降に情報処理基礎スキル群の科目を履修しスキルアップをしていきましょう.
授業計画 オリエンテーション:端末室の使い方,コンピュータの起動・終了方法,キーボード・マウスの使い方,Web閲覧
コンピュータの仕組み(その1:CPU,メモリ,HD)・スペック表の見方,日本語入力の基礎
コンピュータの仕組み(その2:OS),USBメモリの使い方,FDの使い方,日本語入力の応用,e-learningシステムの使い方
電子メールの使い方(その1:To,CC,BCC,Subject,送信,返信),ブラインドタッチの基礎
電子メールの使い方(その2:電子メールの作法,署名挿入法,添付の仕方),ブラインドタッチ演習
インターネットの基礎,ネチケット(その1:ネット上での問題),ブラインドタッチ演習
検索エンジンの利用法,ネチケット(その2:著作権),ブラインドタッチ演習
ブラインドタッチの修得度確認,officeとは, MS Wordの使い方(その1) 文字の入力と編集
Wordによる文章作成作法(その1)文章の入力・保存・開く,エクスプローラの使い方,ネットワークコンピュータの利用法
Wordによる文章作成作法(その2)ビジネス文章の書き方
Wordによる文章作成作法(その3)広報文章の書き方,図形描画機能の利用
Wordによる文章作成作法(その4)表機能の利用,グラフの作成
表計算ソフトExcelの基礎,コンピュータ利用に関するその他のトピック,まとめ
評価方法 演習への積極的な参加及び各項目毎の習得度により評価します.演習なので出席状況は特に重要な成績評価の要素になります.欠席・遅刻は大きな減点です.習熟度は,コンピュータに慣れ,ネチケットを理解したうえでインターネットを活用でき,文章を短時間で適切に作成できることを観点に測定します.
教科書
参考書
メッセージ ▼本演習を履修する際の注意:この「コンピュータ基礎演習」はコンピュータに慣れていない者を対象とした科目です.よって,既に基礎を身につけた者を対象とするカリキュラム表にある選択必修科目III(例えば,「プレゼンテーション」,「データ処理I」,「Webページ作成」など)との同時履修はできません.また,選択必修IIIに該当する科目の単位修得後に履修することもできません.履修の際は注意してください.▼メッセージ:経営情報学科での4年間はコンピュータ無しでは考えられません.当演習を通して早くコンピュータ利用に慣れ経営情報の真髄に到達できる勉強に励んでください.