年度 | 2010 |
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科目名 | 健康科学 |
教員名 | 小林 勝法 |
授業概要 | 現代社会での疾病の多くは、生活習慣病や運動不足病などライフスタイルに起因するものが多い。病気にかかっても医者まかせや薬まかせにするのではなく、健康を自らがコントロールできることが大切である。つまり、病気になってから受ける「医療」だけではなく、自分のからだと対話しながら生を養う「養生」が重要である。授業では、伝統医療や心理療法などを「身をもって」検討しながら、健康なライフスタイルの形成について考える。 |
授業計画 | 1.疾病の変遷と東西の医学、民間医療 2.自己治癒力と暗示 ⇒⇒⇒レポート I :鎮守の森を訪ねる 3.中国医学と養生法:ビデオ『気の力』 4.禅の呼吸法、ヨガの呼吸法の実習 5.医食同源 ⇒⇒⇒レポート II :自然食品店調査 6.漢方薬は本当に効くか、健康保険適用は妥当か 7.がんの自然退縮:ビデオ『人間はなぜ治るのか』 8.心の健康 ⇒⇒⇒レポート III :花を贈る 9.生活リズムと疲労回復 ⇒⇒⇒レポート IV :快眠・快食・快便 10.現代医療の諸問題:ビデオ『医療過誤』、がん検診の問題 11. 自分にふさわしい健康生活 ⇒⇒⇒レポート V (期末):自分らしい健康生活 |
評価方法 | 上記の授業内容の達成度に応じて、大学が定める評価基準(AA~D)にしたがって評価する。配点は以下の通り。1.毎回の宿題やクラスワーク 60%2.課題レポート 40% なお、欠席は回数が増えるごとに、5点、10点、20点、40点と減点する。ただし、欠席報告書(その日の宿題、授業内容、感想)を提出すれば、その成績に応じて欠席の減点を埋め合わせる。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | レポートの数が多いが、どれも体験レポートなので苦にならないと思う。 過去3年間(246人)の成績分布は以下の通り。 AA(5%)、A(24%)、B(23%)、C(18%)、不可(6%)、無資格(24%) |