交流文化論 

年度 2010
科目名 交流文化論 
教員名 井上 由佳
授業概要 本授業の前半では、交流する文化の姿を、個人、集団、そして国といった各レベルの具体的な事象を通して認識を深めていく。中盤では、日本における外国文化、外国における日本文化の様子を見ることにより、文化そのものを客観的に捉えていく。後半ではアートとメディアという、現代社会の中で重要な二つの文化的要素に着目し、それらにおける交流する文化の姿を追う。交流文化について実体験を検証しながら、その結果を自分の言葉で他者にわかりやすく伝えていくための課題に取り組んでもらう予定である。
授業計画 第1回:イントロダクション:この授業で学ぶこと
第2回:身近な異文化を知る(1):名刺交換大会
第3回:身近な異文化を知る(2):受講生同士のインタビュー
第4回:個人の持つ文化とその交流のまとめ
第5回:身近な異文化を知る(3):アクティビティ
第6回:身近な異文化を知る(4):アクティビティ
第7回:集団の持つ文化とその交流のまとめ
第8回:外国の文化を知る(1):アメリカの紹介
第9回:外国の文化を知る(2):キューバの紹介
第10回:外国の文化を知る(3):ベトナムの紹介
第11回:外国における文化と交流のまとめ
第12回:日本の中の異文化(1):アクティビティ
第13回:日本の中の異文化(2):アクティビティ
第14回:日本の中の異文化(3):アクティビティ
第15回:日本の中の異文化のまとめ
第16回:外国における日本文化(1):国際都市ロンドン
第17回:外国における日本文化(2):博物館の展示から
第18回:外国における日本文化(3):イギリスの教科書から
第19回:外国における日本文化のまとめ
第20回:アートにみる交流文化(1):いま美術館で何が起きているか
第21回:アートにみる交流文化(2):演劇DVD鑑賞と批評
第22回:アートにみる交流文化(3):演劇DVD鑑賞と批評
第23回:アートにみる交流文化のまとめ
第24回:メディアにみる交流文化:国内の事例
第25回:メディアにみる交流文化:海外の事例
第26回:全体のまとめ
評価方法 基本的にはフィードバックシート等の提出物および出席状況・グループワークへの参加等(70%)によって行う予定であるが、期末試験(30%)を加味し、総合的に判断する。
教科書
参考書
メッセージ この授業を受講する人は初回の授業に<必ず出席>すること。この授業ではグループワーク等のアクティビティへの参加を重視します。ゆえに高い意欲を持ち、他の受講生と共に学ぶ姿勢をもって積極的に授業に参加することを期待します。受講生の学びを妨げる行為である遅刻、中途退出、授業中の私語は謹んでください。