年度 | 2010 |
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科目名 | 環境社会演習 |
教員名 | 山田 修嗣 |
授業概要 | この科目は、環境市民活動を実社会の考察とともに理解し、場合によってはそれを多く体験してもらうのがねらいです。講義名のとおり、ゼミ(演習)に近いものとなります。学内外のいくつかの活動に実際に参加し、企画・準備・運営・管理を通じてこれを経験し、社会に必要な環境改善型の活動モデルを把握します。学内ではエコキャンパス、学外では茅ヶ崎の市と市民(環境)団体の協力を得て、大学と茅ヶ崎市をフィールドとした自然保護、廃棄物、環境教育、環境ベースの地域形成などをテーマとした授業になる予定です。 |
授業計画 | 講義ガイダンス 活動の準備(計2回) ・活動希望調整とグループわけ ・エコキャンパスの活動経緯 ・茅ヶ崎市の環境行政と環境活動 ・市民活動サポートの現状 活動の企画(計5回) ・出張講義(市民団体の方の講演) ・立案と企画書の作成 ・企画書の提出と活動とのすり合わせ ・企画書完成 環境活動への参加(計2回) ・学内エコキャンパス活動実習 ・茅ヶ崎市市民活動実習 活動の評価 ・自己評価 ・報告資料のとりまとめ 活動の報告 ・報告会(プレゼンテーション・ソフト利用)の開催 |
評価方法 | まずは、環境活動に参加してもらうのが前提です。そして、期末にその活動を自己評価した報告書類を提出してもらいます。これに、出席点、活動の準備と実施時の協力状況、活動協力者(外部)の評価を加味して、総合的に評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | このクラスは、環境保全にかかわる市民活動を、体験とともに理解する実習(体験型授業)を目指しています。したがって、「実習」や「活動」を基盤に「環境」を考えてみることができると思います。ただし、実習においては協力者の要望をふまえ、真剣に取り組むことが望まれます。参加者の旺盛な好奇心をもとに、有意義に演習を進めたいと考えています。 |