年度 | 2010 |
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科目名 | 専門職論(E) |
教員名 | 岩本 純 |
授業概要 | 産業構造の高度化、グローバリゼーション、技術革新の進化等を背景として、職業の専門化=専門職化が進展している。医師や法律家等の伝統的専門職から情報処理技術者や社会福祉士等の新しい専門職まで、専門的・技術的職業従事者の社会的需要が高まり、それに呼応して増大化している。それはまた、働くこと(職業・職種)が、多くの人々にとって生計の維持でしかなくなっている今日、専門職は、自己実現や役割の達成への近道である。また、一般企業でも、「専門職制度」を本来のあるべき形に転換しようとする動きも見られる。情報を扱う専門職を中心に、職業意識や働き方まで含めて考える。 |
授業計画 | 1.情報化社会の進展と職業 2.仕事の区分:職業・職種・職務 3.専門職の類型と要件 4.専門職の職業倫理 5.専門職の階層 6.情報を扱う専門職 7.量的情報(職)・質的情報(職) 8.情報処理技術者 9.働く意味を問う:職業観と勤労観 10.内的報酬と外的報酬 11.組織帰属と商業帰属 12.出世と社会移動 13.就業形態の多様化 14.労働時間のフレキシビリティ 15.職業の性別隔離:今も存在する男の職業・女の職業 学期授業予定回数と必ずしも一致しない |
評価方法 | 出席点10%、授業中のミニテスト10%、定期試験80%の割合で評価する。成績評価基準は、次の通り。AA)講義内容を正確に理解し、要点整理も適切である、A)AA)に準じるが、多少の誤解、間違いがある、B)多少の誤解、間違いがあり、重要な要点が欠落している、C)理解が不足し、要点整理にも難点がある、D)全く理解していない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |