国際情報論

年度 2010
科目名 国際情報論
教員名 友安 弘
授業概要 ●国際的レベルでのマス・コミュニケーションを対象とする.文化・社会・政治・法律などの領域にかかわる事柄を歴史的に講義していく.国際通信社,国際ラジオ放送や衛星通信・衛星放送などの歴史と現状,国連で議論されてきた情報自由の原則と情報主権の問題などを扱う.●広報学科の専門科目の「マスコミュニケーション論 I ・ II 」及び「ジャーナリズム史」の知識を前提とする.●国際的なコミュニケーションについての難しさについて,よく理解してもらいたい.
授業計画 ジャーナリズムの登場
テレコミュニケーション(遠隔通信)の歴史
国際通信社の出現
ロイター,アヴァス,ヴォルフ,AP,AFP,UPI
ロイター信託原則
ロイターと日本・・・電通と国際,同盟通信社
情報自由の原則と情報主権
世界人権宣言,ヨーロッパ人権条約,国際人権規約B規約
新国際情報秩序とユネスコのマス・メディア宣言
音声国際放送
映像国際放送
各国の国際放送(1)
各国の国際放送(2)
国際衛星通信
国際衛星放送とITU
評価方法 ●テスト,及び出席状況●マス・コミュニケーションの領域における国際的な問題について,基本的な知識を習得すること.
教科書
参考書
メッセージ 新聞,雑誌,書籍,テレビ・ニュースで,国際上の諸問題に関する理解を深めること.