年度 | 2010 |
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科目名 | コミュニケーション倫理・法制A |
教員名 | 友安 弘 |
授業概要 | ●メディアに関する法律や制度,及び倫理的諸問題について原理的次元から検討する.●表現の自由,プレスの自由を理解するために,イギリス次いでアメリカ合衆国の議論を日本のそれと比較しながら歴史的に考察していく.●「表現の自由」に関して,基本的な知識について歴史性を踏まえて習得すること. |
授業計画 | ミルトンとミル・・・古典的言論の自由 権威主義(1)検閲制度 権威主義(2)治安妨害的名誉毀損 ゼンガー事件 アメリカ合衆国憲法修正第1条と日本国憲法第21条 シェンク事件 表現の自由の限界に関する諸理論 社会的責任論(1)プレスの自由委員会 社会的責任論(2)プレス評議会とオンブズマン 社会的責任論(3)小切手ジャーナリズム FCCと放送に対する規制 独立行政委員会 放送規制の根拠 秘密と公開 インターネットと規制 |
評価方法 | ●テスト,及び出席状況●「自由」についての基本的な事柄を理解すること. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ●「ジャーナリズム史」の知識を前提とする.●法律に関する知識を少しづつ習得すること. |