年度 | 2010 |
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科目名 | 人間関係論 |
教員名 | 横井 俊 |
授業概要 | 私たちを取り巻く様々な人間関係の特質や問題について、主に心理学の観点から学習します。より具体的には、以下の3つの事柄について深く理解することが目標です。(1)自分を理解する(人間関係なしに「わたし」は存在しないことを確認します)(2)青年期の人間関係を理解する(青年期特有の人間関係の悩みについて考えます)(3)人間関係で見られる行動や心理を理解する(日常の何気ない行動の意味を考えます)講義形式を中心に、心理テストやグループワークなど直接参加する機会も取り入れた授業を行ないます。 |
授業計画 | ガイダンス ~私と他人と人間関係と~ 「自分らしさ」と人間関係 ~私のポジションはどこ~ 私が出来上がる過程 ~他人も自分も信頼できるか~ 性格と人間関係 ~よい性格とは~ 青年の恋愛関係(男女差) ~恋愛相手に求めるもの~ 青年の恋愛関係(個人差) ~人それぞれの恋愛のかたち~ 青年の友人関係 ~同じであることとわかりあうこと~ 青年の親子関係 ~親や大人に押しつけられた私~ カウンセリングの人間関係 ~条件つきの人間関係~ カウンセリング実習 ~ディスカッションとロールプレイング~ (受講人数により変更の場合があります) 自分を意識するとき ~こんなふうに見られたいから~ 集団の中の心理と行動 ~みんなやってるし、私ひとりくらい~ 相手を知る過程 ~色眼鏡で相手を見る~ ストレスとサポート ~苦しんだり救われたり~ 総括 |
評価方法 | 学期末試験(60%),授業中の小レポート+宿題(40%) |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業では、聴いて、理解し、考えて、伝えるための礎となる言語力が要求されます。文字を読むのも書くのも大嫌いな人にはオススメできません。さらに、授業をただ聞くだけではなく、自分から疑問を見つけて考える積極的な学習姿勢をつよく期待します。授業を受けて自分で考えたことを誰かに話す機会を持つとよいでしょう。また、遅刻・おしゃべり・内職など授業中の自分勝手な行動の一切を禁止します。だって人間関係論ですよ。 |