給食マネジメント論

年度 2010
科目名 給食マネジメント論
教員名 齋藤 貴美子
授業概要 栄養士の歴史において、その活動は特定給食が中心であった。特定給食を通して栄養士の果たした役割は大きく、今後も一層の期待が寄せられている。したがって、まず特定給食における栄養士の役割を十分に認識する。また、栄養士は特定給食でマネジメントを行う立場にあり、高度な科学的知識と技術の修得が強く要望されている。特定給食は、単に大量というだけではなく、限られた条件を効果的に使って、安全で、栄養的で、しかも美味しい食事を提供する必要がある。科学的で能率のよい給食運営をするため、給食経営管理の意義と共に、マネジメントの内容について具体的に学ぶ。
授業計画 特定給食の定義
給食マネジメント
特定給食における栄養士の役割
栄養管理(1)
栄養管理(2)
購買管理(1)
購買管理(2)
衛生管理
施設管理
生産管理
経営管理
施設の種類別給食マネジメント
特定給食施設における栄養士の配置
関係法規
評価方法 1.定期試験で評価する。2.出席状況は10%の範囲で評価し加点する。定期試験問題は、①特定給食についてと②特定給食施設で栄養士が行うマネジメント内容について出題し、理解度を正解の点数により評価する。
教科書
参考書
メッセージ 給食と聞くと、小学校の頃に食べた経験を思い出すでしょう。毎日、決まった時間に当然のように利用していた給食。今後は、栄養士として提供する側の立場に立つのです。栄養、食品、予算、時間、人手、設備、衛生、情報等がすべて予定通り管理されて、はじめて当然のように給食が出せるのです。特定給食の栄養士になったら、何をマネジメントすればよいか、学びながら理解しましょう。