年度 | 2010 |
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科目名 | 空間デザイン |
教員名 | 川合 康央 |
授業概要 | コンピュータ・グラフィックスの背景にある技術として,CADがある。CGの制作では感性的な造形手法を用いるのに対し、CADは建造物や工業製品を数値により正確に入力し,仮想空間上に実際の設計図や精緻な3Dモデルを制作することが可能である。これらのスキルは工業デザイナーや建築士に限らず,今後は広く3Dコンテンツ制作者にとって必須のスキルとなっていくものである。実際の空間感覚を大事にしたディジタル空間の制作を行う。 |
授業計画 | 1.立方体を用いた空間表現(1)―平面モデリング 2.立方体を用いた空間表現(2)―立体モデリング 3.立方体を用いた空間表現(3)―カメラワーク・レンダリング 4.列柱空間表現(1)―モデリングとスケール感覚 5.列柱空間表現(2)―レンダリング・設計図とプレゼンテーションパース 6.景観とはなにか―フィールドワーク 7.オフィスビルの設計(1)―モデリング・詳細な作りこみと新しい提案 8.オフィスビルの設計(2)―光の設計とレンダリング 9.実空間のトレース(1)―住空間の実測 10.実空間のトレース(2)―住空間のモデリングと住計画 11.単位空間の設計(1)―エスキス・実測とスケール・周辺環境との調和 12.単位空間の設計(2)―平面図・立面図・断面図・パースによる空間表現 13.単位空間の設計(3)―プレゼンテーションの技法 14.単位空間の設計(4)―最終課題 |
評価方法 | 提出課題による。AA:全ての課題において全く新しい空間デザインを高い完成度で制作したもの。A:全ての課題において新しい空間デザインの可能性や高い完成度を持っているもの。B:新しい空間デザインの可能性や高い表現技術を持った作品があること。C:全ての課題について提出要件を満たした上で提出したもの。D:それに満たないもの。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 通常課題・最終課題ともに,授業外での制作時間が学習の中心となる。また,課題は自ら考え手を動かし,人に伝えるものを課す。 |