年度 | 2010 |
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科目名 | 自然言語処理 |
教員名 | 松原 康夫 |
授業概要 | 日本語を如何にしてコンピュータで処理するかを中心に解説する。言語学の中でチョムスキーの文法理論が発表され、言語学の方法論が一変した。その後もチョムスキーの理論は発展しているが、コンピュータによる処理はそれとは別の発展をたどっている。コンピュータによる自然言語処理における基本的な概念や方法論を解説するとともに、コンピュータ向きの文法理論である、単一化文法を取り上げる。 |
授業計画 | 言語学 比較言語学 チョムスキーの理論 文法の階層とオートマトンの対応 自然言語処理の流れ 形態素解析 形態素解析の実習 構文解析法の分類 トップダウン縦型法 ボトムアップ横型法 構文解析の実習 単一化文法 論理と意味 単一化文法 論理への翻訳 単一化文法の実習 |
評価方法 | 基本的に期末試験によるが、課題の提出状況等を勘案する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 人間が人間であるのは、言語を使うことによると言われる。その言語をコンピュータでどのように処理するのかを知っておこう。 |