年度 | 2010 |
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科目名 | 地域研究F(南アジア) |
教員名 | 宮原 辰夫 |
授業概要 | 南アジアと呼ばれる地域には、インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパール、スリランカ、ブータン、モルディーブの7か国が含まれる。なかでもインドは、この地域の真ん中に位置する人口10億人の大国で、周辺地域に強い影響力を持っている。近年、インドはIT国家として注目を集め、先進国入りを目指しているが、貧困、エネルギー、環境、食糧といった様々な問題を国内に抱えている。この講義では、神秘的でかつ危険な国と見られているインドを、映画や世界遺産、健康やビジネスという様々な側面から等身大で捉えてみようと思う。もちろん、周辺諸国にも簡単に触れる。 |
授業計画 | 1 インドの歴史(宗教と政治) 2 インドの映画と世界遺産 3 インドの健康とビジネス 4 インドの将来 5 その他の地域 |
評価方法 | 原則として3分の2以上の出席、試験と課題レポートなどを総合評価。 ただし、受講者が少ない場合は、各自レポートの報告を課す。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 最近、インドに旅行する日本人が激減している。インドにいても、学生のバックパッカーに出会うことは少ない。ところが、韓国人のバックパッカーは一杯いる。日本人には、インドは危険なところというイメージが定着しているのであろうか。インドに関心を持ってインドに行ってみようという学生を歓迎する。 |