年度 | 2010 |
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科目名 | 説得コミュニケーション論 |
教員名 | 佐久間 勲 |
授業概要 | 説得コミュニケーションとは、主に言語を用いて特定の他者の考え方や行動を変えようとする行為のことです。この行為は、テレビCM、新聞広告、友人や両親への頼みごとなど日常生活の中でよく見られます。本講義では、説得コミュニケーションやそれに関連する社会心理学の研究を紹介しながら、説得コミュニケーションに接した人々がどのような心理的過程を経て自分の意見、信念、行動を変えるのか(または変えないのか)を説明します。なお「上手なプレゼンテーション」「上手なセールステクニック」など日常生活に役立つ実践的な事柄を学習する科目ではありませんので、履修するときには十分に注意してください。 |
授業計画 | 以下の内容について1回または複数回にわたり講義をおこないます ガイダンス:説得コミュニケーションと態度変化 送り手の効果:説得力のある人は? メッセージの効果:説得力のあるメッセージとは? 受け手の影響:説得されやすい人とは? 態度変化のモデル 効果的な承諾要請技法 現代社会と説得コミュニケーション まとめ |
評価方法 | 学期末に行う客観式の筆記試験+平常点(小レポートまたは小テスト)を加算して成績評価をします。原則として、加算した得点が9割以上をAA、8割以上をA、7割以上をB、6割以上をCとします。なお平常点については履修者数を勘案して内容を決めます。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ●講義の進め方や評価方法について1回目の講義で説明をするので、受講希望者は1回目の講義に必ず出席して下さい。1回目の講義に出席しない学生は原則として受講を認めません。特別な事情があって1回目の講義に欠席した学生は必ず2回目の講義の前までに担当教員にメールで連絡して下さい。●広報学科で受講希望の学生は社会心理学概論I、社会心理学概論IIの単位を取得していることが望まれます。広報学科以外で受講希望の学生は人間関係論の単位を取得していることが望まれます。これらの科目の単位を取得していない場合、受講前に相応の予習が必要です。特に他学部、他学科履修を考えている学生は注意してください。●講義の連絡や課題の提出などにe-learningを使用します。 |