年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | 異文化理解演習B |
教員名 | 若林 一平 |
授業概要 | この授業は、3セメスターの短期留学に参加した学生が、短期留学で学んだことを理解しなおし、その上で4セメスター以降の学生生活をより充実したものにできるようサポートすることを目的としています。 文教大学の短期留学プログラムは、以下のような学習目標を掲げています。(1)英語運用能力の向上(読解・文法・聴解・会話などの総合的能力)(2)異文化コミュニケーションの理論学習とケーススタディによる理解(3)現地における米国・豪州地域研究的知識の獲得 これらの目標について短期留学中に達成できた程度は、学生ひとりひとり異なるでしょう。まずは、自分が達成したことを確認することが必要です。そして、自分以外の参加者が達成した成果を分かち合いましょう。また、こうした成果に基づいて、4セメスター以降に短期留学の経験を生かした学生生活を送るための学習計画を立ててもらうつもりです。 |
授業計画 | 事前レポートで設定して短期留学中にリサーチした地域研究テーマ(American Studies and Australian Studies)についての成果をプレゼンテーションする。 プレゼンテーションされた地域研究テーマについて、米国と豪州はどのように異なるのか、日本との比較ではどのように分析できるのか、リサーチしてレポート作成を行う。 短期留学中の異文化コミュニケーション体験について、理論的枠組みからの分析を行うプレゼンテーションを行う。短期留学の成果に基づいて4セメスター以降の各自の学習計画をたてる。 次年度短期留学参加予定者へのアドバイス・情報提供を目的に、事前研修授業受講生との合同授業を数回行う。 |
評価方法 | 授業で提出してもらう課題およびレポートさらに授業中のプレゼンテーションなどを総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 短期留学を本当の意味で生かすためには、帰国後の取り組みが重要です。短期留学を終えたという満足感だけで終わらせるのではなく、短期留学をふまえた意欲的な学生生活を送ってもらいたいものです。積極的に授業に取り組みましょう。 |