児童サービス論

年度 2002
科目名 児童サービス論
教員名 平塚 禅定
授業概要 生涯学習社会における図書館の重要性を認識し、その上で、1963年(昭和38年)以降進められた各種図書館児童サービスについて学習する。子供の読書資料の選択、読みきかせ、ブックトークなどにより、子供と適書との出合いを重視し解説する。併せて、最近各図書館で全面的にとりあげ効果をあげつつあるヤングアダルトサービスについても学習する。特に1995年(平成7年)文部省が発表した「児童・生徒の読書に関する調査研究協力者会議」の報告、「三つの柱と十の提言」のうち、第三項目「学校と家庭、地域との連携のために」⑨子供の読書の基盤を家庭と地域でつくろう、⑩子供の読書する時間のゆとりをみんなでつくろう、は平成14年4月からの学校週5日制を活かした企画を考えだせるよう学習を発展させる必要に迫られる。なお、「子ども読書年」、「国立国際子ども図書館開館」(平成12年)を継続し充実させていくために、各自の生活基盤から実践例を収集して、今後のあり方を身につける。
授業計画 生涯学習社会と児童図書館-児童図書館・児童図書館の歴史
子供の読書活動-読書能力の発達・読書興味の発達
子供の読書資料の選択と組織化-児童資料の特性・選書基準と方法・選書の参考資料・資料の組織化
子供の読書と図書館活動-児童サービスの立案運営・フロワーワーク・貸し出し・レファレンスワーク・読みきかせ・ブックトーク
子供の読書と指導・援助-お話会の実際・読書会・広報活動・調べ読み・考え読み
ヤングアダルトサービス-ヤングアダルトサービスのためのガイドライン・運営とPR方法
児童サービス網の確立-学校との連携協力・保育園、幼稚園との連携協力・保健所、病院との連携協力・文庫、学童保育との連携協力・児童館図書館との連携協力
児童サービスの評価と改善-読書意欲の評価・読書量の評価・読書傾向の評価・読書記録、読書感想文・画の評価
評価方法 1.試験
2.レポートなどの提出
3.出席・態度などの平常点で総合的に評価する
教科書
参考書
メッセージ 家庭、図書館、学校などの印象的な絵本や、本との出合いの場を思い出し、その対象となった資料を読みなおしながら学習に参加すること。また、地域の公共図書館の児童コーナー、書店の児童書コーナーからも新しい魅力的な資料を探す工夫をしよう。