年度 | 2010 |
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科目名 | 英語学 II |
教員名 | 阿野 幸一 |
授業概要 | 英語音声学の基礎的な理論を学ぶとともに、学生自身が正しく英語を発音することができるようになるための訓練を行う。特に、子音と母音の音の作り方を調音音声学の視点から学び、発音記号を見て正しい音を出せるようにする。また、英語教師として教室での音声指導に生かせるように、どのように個々の音を作り出すかを説明できるようにする。さらに、日本語とは異なる英語特有のリズムやイントネーションの特徴についても理解を深め、文レベルでの音声の変化についても習熟するための練習を行う。 |
授業計画 | 第1回:ガイダンス、英語の音声と日本語の音声 第2回:子音と母音、子音の調音方法 第3回:子音(1)破裂音 第4回:子音(2)摩擦音 第5回:子音(3)破擦音 第6回:子音(4)鼻音 第7回:子音(5)側音、移行音 第8回:子音のまとめ、母音の分類 第9回:母音(1)前舌母音 第10回:母音(2)後舌母音 第11回:母音(3)中舌母音 第12回:母音(4)二重母音、三重母音 第13回:様々な音変化 第14回:強勢とリズム 第15回:イントネーション |
評価方法 | 定期試験50%、発音実技テスト25%、授業での活動状況25% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 英語の子音や母音は、発音の仕方を知ることで正確な音を出すことができるようになります。英語の音声モデルは複数存在するために一つに決めることはできませんが、伝達能力を高めるためには英語母語話者の音声を正しく認識し、発音できるようになることが大切です。このため、授業中は声に出してしっかりと練習し、家庭では反復練習することが必要です。授業は原則として英語で行います。 |