途上国社会論

年度 2010
科目名 途上国社会論
教員名 賈 強
授業概要 まず、「発展途上国」という基本概念を理解するために、途上国社会の一般特徴と途上国に関する従来の研究を紹介する。その上で、発展途上国の歴史的経験(植民地など)、人口構造、産業構造、都市化問題(都市への人口集中とそれに伴う社会問題)、農村と農業問題、貧困問題、地域住民組織、先進国への労働力移動、環境・資源問題、世界経済の秩序における位置づけなどを考察する。授業の目的は発展途上国社会への認識を深め、国際協力や国際社会における政治・社会変動の理解に必要な知識を身につけることである。
授業計画 発展途上国とは何か:その歴史と現状
従来の発展途上国研究
途上国の人口と産業構造( I )
途上国の人口と産業構造( II )
途上国の都市化問題( I )
途上国の都市化問題( II )
途上国の貧困問題
先進国への労働力移動
途上国の地域住民組織
世界経済秩序の中の途上国
途上国と環境・資源問題( I )
途上国と環境・資源問題( II )
国際協力と開発援助のあり方
評価方法 学期末のレポートによって評価する。
教科書
参考書
メッセージ