年度 | 2009 |
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科目名 | 経営情報演習A |
教員名 | 志村 正 |
授業概要 | 表計算ソフト(EXCEL)は計算したり、集計をしたり、ソート(並べ替え)するには便利な道具である。この道具を用いてどのように会計情報を作成できるか、どのようにそれを活用し分析できるかを考えていく。活用に当たっては、シミュレーション・ゲーム(ビジネスゲーム)を演習の一環として組み込み、実際にいくつかのチームに分かれて競争する。簡単な関数(IF,SUM,INTなど)の利用にも精通できるよう講義したい。 |
授業計画 | 講義の概要と表計算入門 原価計算と会計情報システム(AIS) 損益計算書とAIS 現金収支計算書・貸借対照表とAIS 経営分析とAIS 数値間の関連づけ(リンケージ)と引き継ぎ 表計算ソフトによる作成[1] 表計算ソフトによる作成[2] 表計算ソフトによる作成[3] ビジネスゲームの解説 ビジネスゲームの実施[1] ビジネスゲームの実施[2] ビジネスゲームの実施[3] ビジネスゲームの実施[4] 課題作成指導 |
評価方法 | 演習中に作成した表を用いて会計的分析(経営分析)を行い、レポートで提出してもらう。A4に4枚程度(図表を含む)。評価は独創的な分析視角、有意味な分析と解釈の仕方によって決定する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ・本講義はいわば会計知識の総合的活用の面が強いので、表計算ソフトの用い方だけではなく、会計にも興味があることが望ましい。とくに、簿記演習、原価情報、財務会計情報、財務諸表分析の基礎は理解していることが大切である。 ・表計算ソフトの基本的な操作方法の解説は、本演習では行わない。「データ処理」で学習したレベルでよいので、復習しておくこと。 |