年度 | 2009 |
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科目名 | スポーツ健康実習B (水2) |
教員名 | 上田 大 |
授業概要 | 空手とは、琉球王国時代の沖縄で発祥した拳足による打撃技を特徴とする武道、格闘技です。現在では世界中で有効な武道、格闘技、スポーツとして親しまれています。現在普及している空手は、試合方式の違いから、寸止めルールを採用する伝統派空手と直接打撃制ルールを採用するフルコンタクト空手に大別することができますが、本授業では、松濤館流の伝統派空手を中心に実施します。授業の目的は以下の通りです。(1)武道の術理と精神を学ぶ。(2)日本伝統の身体運動文化の価値と特質への理解を深める。(3)自己の身体を守る術を学ぶ。(4)生涯スポーツおよびフィットネス運動としての格技、武道の利用法を知る。 |
授業計画 | 1.ガイダンス 授業内容、目標、授業計画及び受講に関する諸注意 2.礼法と武道の精神、歴史への理解 3.突き・蹴りの基礎 4.立ち方の基礎、突き・蹴りへの応用 5.受けの基礎 6.移動を伴う基本動作 7.応用的な突き・蹴り・受け 8.対人での突き・蹴り・受けの方法 9.基本組手、移動組手 10.基本形(平安初段の習得) 11.基本形(平安二段の習得) 12.護身の方法 13.形の演武会 14.組手の演武会、まとめ [※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。] |
評価方法 | 無遅刻・無欠席を基本とし、(1)出席点30%、(2)授業態度30%、(3)技術の進歩20%、(4)演武会での評価20%の割合で総合評価をする。ただし、成績評価の基準は次の通り:AA)上記4つの課題に対して不備が無く、特に優れている、A)課題に対して不備が無く、相応である、B)課題の形式は満たせているが内容がやや不足である、C)課題の形式・内容ともに若干の難点がある、D)課題をこなせていない。なお、欠席・遅刻は以下のように減点する。 欠席:-5、-10、-20、不可。 遅刻:-3、-6、-12、-24、不可。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 1.授業は3学部合同で行い、男女共修で実施します。2.怪我の発生については万全の注意を払いますが、履修者自身も自己を守れるよう、動き易い服装の準備、アクセサリー類ははずし、特に爪は切るようにしてください。私服での参加は一切認めません。なお、授業時は裸足の状態で行います。3.各人のレベルを理解した上での積極的な参加姿勢を特に評価します。4.基本的に、他者を攻撃するための空手ではないことを理解してください。5.その他、履修に関しては、「体育科目の履修」(『履修の手引き』記載)を参照してください。 |