ユーザインタフェース

年度 2009
科目名 ユーザインタフェース
教員名 佐野 昌己
授業概要 本講義では、ユーザインタフェースの理解を通して、モノと人間の接点について学びます。これからの機械、装置、各種システムは人間との共生がますます重要になることは確実です。そのため、情報システムの設計・製作においては、モノと人とが良い関係を保つために必要な知識を習得している必要があります。さらに、映像の世界における架空のモノの創造においても、ユーザインタフェースの理解は欠かせません。映像制作者に必要なモノ(デザイン)についての知識の習得も目指します。
授業計画 ユーザインタフェースとは
現実世界のインタフェース
映像の中のインタフェース
コンピュータ・インタフェース
ヒューマンファクタ。失敗のシステム
インタフェースの課題
ユーザビリティ
ユーザビリティ評価法
製品開発プロセス、インダストリアルデザイン
ユーザインタフェース設計法
ユニバーサルデザイン(1)
ユニバーサルデザイン(2)
仮想現実感インタフェース
ユーザインタフェースの展望
評価方法 中間レポート30%。期末の課題レポート70%の割合で評価する。
成績評価の基準は次の通り。AA:内容が優れており、なおかつ、独自の視点がある A:内容が優れている B:必要十分な内容かつ形式に不備がない C:形式に不備がある D)内容が不十分
教科書
参考書
メッセージ ユーザインタフェースは異文化の接点です。それは、モノと人間であるだけでなく、ユーザとデザイナーの接点でもあります。現実世界のインタフェースだけでなく映像世界のインタフェースを考えることから、ユーザビリティについて学びます。そこから、新しいインタフェースを創生する能力を身に付けることを目的とします。モノつくりや、クリエイティブなことに興味がある学生の履修を望みます。