年度 | 2009 |
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科目名 | 地域研究H(オセアニア) |
教員名 | 恩地 宏 |
授業概要 | 海外旅行の主要なディスティネーションであるオーストラリアを中心とするオセアニア地域は、また日本にとって重要な通商、経済の相手国でもある。 ともすればイメージが先行しているこの地域の概要、種々の事例、現状の把握等を通じて、オセアニアの特殊性、その可能性等について学び、専門的研究の緒に至る迄を過程とする。現在の急速な経済環境の展開に考慮して、最近の新聞、月刊、週刊誌よりオセアニアに関係するトピックを取り上げてオセアニアとその波及効果についての紹介を行う。また各人の国際的知識向上の必要性からそれに関連する海外事情、英文資料の紹介、オセアニア以外の地域紹介も履修過程に含める。当講座の主たる目的はオセアニア地域の把握にあることは勿論であるが、履修者が自分の分析と判断で(たとえそれが不十分なものであっても)オセアニアという地域を通じて堂々と自説を開陳できる能力を育成したい。その為に履修者はその分析能力、判断力を培い、オセアニアの地域研究、 日本とオセアニア諸国が今後直面するであろう諸問題等に対する正確な認識を得て、各自の将来設計に役立てる。この講座終了時において 履修者はオセアニアの現状と将来についてグループ分けしたチームによる調査発表を行い、各自の考えを伝える能力を高め、オセアニアを自分のものにする基礎、基盤を作りたい。 |
授業計画 | 1,オセアニア地域の概要と紹介 2,オセアニア地域の現状と問題点 3,オーストラリアの紹介と問題点 4,5オーストラリアにおける政治、経済現状紹介 平行して履修生によるオセアニア地域研究の開始 6,7ニュージーランドの紹介、事例、現状 8,パプアニューギニアの紹介、現状 9,フィジー、トンガ、バヌアツ、の紹介 10,ツバル、ソロモン諸島、仏領ニューカレドニア 11,その他のオセアニア諸国の紹介 12,オセアニアの将来と可能性 13,履修生によるオセアニア地域事業計画発表 14,予備 15,期末試験 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | オセアニア研究発表への参画度、〔積極性、協調性、リーダーシップ〕 40%、期末試験、期中レポート、>> 20%、出席点〔80%以上〕20%、受講態度〔私語厳禁〕、講師評価〔集中度〕 20% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 概要で述べたように当講座の主たる目的はオセアニア地域の把握にあることは勿論であるが、履修者が自分の分析と判断でオセアニアという地域を通じて堂々と自説を開陳できる能力を育成したい。その為に最後に予定している研究発表会への関わりが重要である。プレゼンテーションの能力向上が社会より求められていることを理解し、意欲を持ってチャレンジして欲しいし、その能力向上を助けたい。 |