年度 | 2009 |
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科目名 | 現代国際政治論 |
教員名 | 古賀 光生 |
授業概要 | 国際的な相互作用を知ることなしに、現代の社会を十分に理解することはできません。もちろん、それは皆さんの身近な生活に関わる領域にも妥当します。例えば、近年の急速な景気悪化について、それが皆さんの生活に与える影響を考えれば、明らかでしょう。 本講義は、こうした事態を踏まえ、国際政治を取り巻く現状を理解する上で必要な考え方の基本を身につけることを目的とします。もちろん、今まさに進行している様々な事件を知ることは重要です。しかし、これらの現象を順序だてて整理し、その意義について理解するためには、単に出来事について知るだけでは不十分です。これまでに蓄積された国際政治の理論や歴史に関する知見を身につけ、それを活用することで、今まで以上に深く国際問題を理解できるようになることが最大の目標です。 |
授業計画 | 下記のテキストに沿って授業を展開します(もちろん、教科書を読み上げるような授業をする、ということではありません)。事前に該当箇所を指示しますので、授業前によく読み、予習に努めて下さい。 国際関係の秩序 国際関係の主体 外交政策 力の均衡 国際政治の変容 統合と紛争 |
評価方法 | 出席と小レポートで60%、学期末の試験で40%の評価をします。小レポートは講義内容の理解を確認し、学期末試験では講義で身につけた考え方の応用を出題します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 講義の進め方、勉強のやりかた等は、初回の講義で詳しくお話しします。せっかく勉強するのですから、「面白くて、為になる」講義を、一緒に作り上げていきましょう。 |