年度 | 2009 |
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科目名 | 現代社会論E(消費) |
教員名 | 賈 強 |
授業概要 | 社会学的消費研究は、消費現象そのものに関心を寄せるのではなく、消費現象と社会との関わりに関心を持つのである。つまり、消費に関連する社会現象は分析の対象である。具体的にいえば、大量消費が行われている今日の社会は、どのような仕組みで動いているのか、人間や社会、文化に対して、どのような変化をもたらしているのか、自然環境にどんな問題を生じさせているのか、といったことがこの授業のテーマである。一般論に終始するのではなく、身近な消費現象を通して分析を行い、受講生の関心を高め、消費社会への認識を深める。 |
授業計画 | 1.消費社会とは何か 2.消費社会研究の課題 3.現代資本主義と消費革命 4.消費社会の人間像 5.大量生産、大量消費と環境・資源問題( I ) 6.大量生産、大量消費と環境・資源問題( II ) 7.大量生産、大量消費と環境・資源問題( III ) 8.消費文化とは何か 9.消費文化の事例研究( I ) 10.消費文化の事例研究( II ) 11.消費文化の事例研究( III ) 12.消費文化の事例研究( IV ) 13.消費文化の事例研究( V ) 14.豊かさとは何か( I ):未開社会のヒント 15.豊かさとは何か( II ):豊かさに関する先進国間の比較研究 16.豊かさとは何か( III ):急成長中の中国はどこへ(1) 17.豊かさとは何か( IV ):急成長中の中国はどこへ(2) 18.豊かさとは何か( V ):能力主義か脱競争社会か 19.豊かさとは何か( VI):GDPからHSM(人間満足度尺度)へ |
評価方法 | 学期末のレポートによって評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |