ゼミナール

年度 2009
科目名 ゼミナール
教員名 友安 弘
授業概要 ●広報学科で,最も基本的・中心的な領域であるマス・コミュニケーションの中から,マス・コミュニケーションの影響と効果に関する理論的な分析を研究対象とする.●ゼミナールでは,主に「マス・メディアの子どもへの影響」の問題を検討する.●最初に心に関する文献を読む.社会心理学の文献と「こころ」についての日本精神史にかかわる文献である.●次に,マス・メディアの子どもへの影響について検討を加えながら,マス・コミュケーションの諸理論と社会調査の方法を理解していく.●同時に,新聞の切り抜きを実行していく.そのために,最初に日本の政治に関する平易な文献を読む.
授業計画 学期の始まる前に,『社会心理学入門(上)(下)』,『一語の辞典,こころ』,『現代民主主義の病理』を読んでおく.
4月に,上記文献について検討を加える.
5月より,『メディアと暴力』を読みながら,メディアの影響,マス・コミュニケーションの諸理論について理解を深めていく.
同時に,新聞の切り抜きを行いながら,今日の社会問題,政治問題,経済問題,文化的問題についての知識を強化していく.
夏休み,及び秋学期に社会調査および簡単な統計処理についての基本的な知識を得るため,ゼミ合宿をする予定である.
秋学期に,テキストを更に読み進めながら,メディアの影響の問題について考察を加えていく.
最後に,まとめとしてメディアの政治への影響について簡単に触れる.
評価方法 ゼミナールへの参加度,提出物の内容,及び出席状況.
教科書
参考書
メッセージ ●自らゼミナールを運営していく気持ちをもって,ゼミに参加すること.