統計の分析と利用

年度 2009
科目名 統計の分析と利用
教員名 堀田 敬介
授業概要 天気予報,選挙当確速報,為替・株価変動予測,内閣支持率,大学受験合格率など,我々の生活の周りには至る所に様々なデータがあり,そのデータをもとにした予測が行われている.不確実な現象をデータからどのように予測するか,現在までに様々な統計的知識・技術が蓄積されている.この授業では,まずデータのグラフ表現,代表値と散らばり,確率変数,確率分布・確率密度関数などの基礎的な事柄を学び,推定と仮説検定の基本的な知識を得て利用できるようにすることを目的とする.時間に余裕があれば,ベイズ推定についても簡単に触れたい.データをどのように処理し,予測をたてるかの理論を学び演習を通して理解を深め,卒業研究やゼミなどで各自の扱いたいデータを適切に処理して推定・検定が行えることを目標とする.
授業計画 データの見方・基本統計量
確率変数と確率分布
母集団と標本,標本分布
点推定・区間推定
仮説検定
ベイズ推定入門
評価方法 ほぼ毎回行う小テストと期末試験により評価
教科書
参考書
メッセージ 確率の基本的な事柄(例えば順列・組合せなど)を理解していることが望ましい.また,PCを扱えることが望ましい.筆記用具(特に赤色)は毎回持参すること.電卓を使いたい人は電卓持参.