年度 | 2009 |
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科目名 | 歴史学 |
教員名 | 尾崎 修治 |
授業概要 | ヨーロッパ社会のなかでキリスト教は重要な意味をもっています。無論、ヨーロッパ近代社会の出現とともに「脱宗教化」が進み、教会のもっていた地位や権威が揺らいでいったことも事実です。それでも今なお、キリスト教が、ヨーロッパの人々の思考やモラルを根底で支え、政治や社会、文化に影響を与えていることをみてとることができます。そのキリスト教と教会に焦点をあてることで、ヨーロッパ史への理解を深めることをめざします。 |
授業計画 | キリスト教の成立 ローマ帝国におけるキリスト教 中世のキリスト教(1):ローマ・カトリック教会の成立 中世のキリスト教(2):村の教会 中世のキリスト教(3):民衆の信仰と「異端」 宗教改革の思想 近世キリスト教の諸問題 フランス革命における「非キリスト教化」運動 近代国家とキリスト教 19世紀の信仰復興 ナチ体制と教会 現代国家における教会 |
評価方法 | 3分の2以上の出席が単位取得の前提です。評価は、学期末試験の点数を基準とし、出席状況に応じて加点、減点をします。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 歴史とは、時間を超えた「異文化」との出会いではないかと思います。それを知ることで、自分のなかで当たり前だったことが崩れるという面白さがあります。授業であげる参考文献などを積極的に読んで、新たな関心を見つけてください。。 |