年度 | 2009 |
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科目名 | 現代社会と政治 |
教員名 | 宮原 辰夫 |
授業概要 | 現代社会において《民主主義》はもはやなくてはならないものである。われわれは日常生活の中で、《民主主義》や《デモクラシー》という言葉をよく耳にしたり、実際に使ったりしているが、その言葉の意味や歴史的な成立過程について深く考えたりすることはない。この場合、《民主主義(デモクラシー)》はよいものであると漠然と思っているに過ぎない。しかし、《民主主義(デモクラシー)》という言葉が一般に肯定的な意味で用いられるようになったのは、実は20世紀に入ってからのことである。この講義では、《民主主義(デモクラシー)》の意味や概念を歴史・思想的な観点から分かりやすく解説する。さらに《民主主義(デモクラシー)》の政治制度(議院内閣制と大統領制)、政治権力や政治的リーダーシップ、エリート理論などの問題を取り上げながら、現代の民主主義国家が抱える様々な問題について考える。 |
授業計画 | 政治学を学ぶ意義(第1回) 国家と民主主義の歴史 民主主義の歴史(第2回) 民主主義と自由の観念(第3回) 近代民主主義の変容(第4回) 現代民主主義の問題点(第5回) 国家と社会契約の思想 国家と正統性(第6回) 社会契約の思想(第6回) ホッブズの社会契約論(第7回) ロックの社会契約論(第8回) ルソーの社会契約論(第9回) 民主主義の政治制度(第10回) 議会制民主主義の歴史 議院内閣制と大統領制 多数決原理と民主主義 政治権力(第11回) 政治的リーダーシップ(第11回) 大衆とエリート(第12回) 大衆社会理論 エリート理論 |
評価方法 | 出席点、試験点を総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |