| 年度 | 2009 |
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| 科目名 | 社会調査 III |
| 教員名 | 日吉 昭彦 |
| 授業概要 | この授業の目的は、社会調査の関連科目を履修することで得た知識や考え方をふまえて、実践的に社会調査の企画・立案から実施や分析、報告にいたる総過程について、実習を通じて学び、その技法を修得することである。授業の進め方は、質問紙・調査票を用いた定量的な社会調査を実施する実習が中心となる。また、仮説の立案のために定性的な分析技法を身につけることや、統計解析による定量的な分析技法の習熟、ウェブによる調査報告書の作成や結果のプレゼンテーションの実施についても、合わせて目標とする。なおこの科目は、社会調査士資格のG科目である。したがって成果物である各自の調査報告は、社会調査士資格認定機構に提出され、資格認定に利用される。その段階に到達できるためには、社会調査I・IIの履修にとどまらず調査集計法Iも既に履修している必要があることを加えておく。 |
| 授業計画 | 調査企画・立案過程1:社会調査を行う意義や、データの読解の技術、定性的な方法による仮説立案の方法など、調査の企画・立案までの過程を学ぶ。4月 調査企画・立案過程2:調査範囲の決定やサンプリング理論の学習、仮説検定と統計的推測の考え方など、調査過程や調査設計の理論に基づき、調査の企画・立案までの過程を学ぶ。また、実習のテーマ決定を行い、実習テーマに沿った調査の企画・立案過程を実践的に学ぶ。5月 質問紙・調査票の作成:変数とカテゴリーの作成から、ワーディングの検討、レイアウトの技術まで、調査票・質問紙の設計を行う。6月 調査の実施1:予備調査の実施やサンプリング計画などを行うとともに、調査の実施に必要なガイダンスや配布収集の方法などについて学び、実査を行う。6月~7月 調査データの入力・整理:コンピューターによる収集データの整理を行う。 9月 統計解析:データの整理から、仮説検証型の統計解析、多変量解析などの統計技法を用いて、結果の分析を行う 10月~12月 調査報告:報告書(あるいはweb 報告書)の作成やプレゼンテーションを行う。 1月 |
| 評価方法 | 授業への積極的な参加と出席を重視します。授業毎の理解度をミニテストやリアクション・ペーパー、中間レポートなどで確認し、それらを総合した平常点を30%とします。また、期末に行うまとめの調査報告レポートを70%として評価します。成績評価の規準は、授業への積極的な参加を前提に、AA)授業内容を特に理解し、社会調査の実施に十分対応し応用できる、A) 授業内容を理解し、社会調査の実施に十分対応し応用できる、B)授業内容の理解あるいは社会調査の実施への対応にやや不足がある、C)授業内容の理解あるいは社会調査の実施への対応に難点がある、D)課題がこなせていない、とします。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 「社会調査士」の資格認定科目の一つです。社会調査1、社会調査2の単位を取得した方のみが履修できます。社会調査のすべての過程を一年間を通じて経験できます。卒業研究への応用なども可能でしょう。 |