美学

年度 2002
科目名 美学
教員名 椎名 輝世
授業概要 19世紀から20世紀への転換期には各種の新しい美意識が探求され、そこからモダンデザイン思想は、それまでの「装飾美」「鑑賞美」「再現美」から「無装飾美」「機能美」「非再現美」を確立した。その成立過程とポスト・モダンデザイン、及び今後の展望について、講義とスライドで解説する。
授業計画 講義ガイダンス
19世紀半ばに於けるヨーロッパ事情
ウィリアム・モリスとアーツ&クラフツ運動
ミハエル・トーネットの量産曲木椅子
ジャポニズムと 世紀末曲線様式(アールヌーボー)
19世紀からの脱却(C.R.マッキントシュ、分離派)
20世紀の新しい美意識(野獣主義、表現主義)
同上(立体主義、未来主義)
同上(絶対主義、構成主義)
同上(ダダ、デ・スティル)
ドイツ工作連盟
モダンデザインの確立(バウハウス/ヴァイマール)
同上(バウハウス/デッサウ)
ポスト・モダンデザイン
21世紀の展望
評価方法 学期末テスト(70%)、小テスト及びレポート(20%)、出席点(10%)の総合評価とする。
教科書
参考書
メッセージ 全体の流れを把握する上で、参考書を読んで予習、復習しておくことが望ましい。