システム・プログラム論

年度 2002
科目名 システム・プログラム論
教員名 松原 康夫
授業概要 情報システムを構成している、基本的なソフトウェアの部分を取り上げる。コンパイラやインタープリタなどの言語処理系については、理論を解説するとともに、実習を通して理解を深める。またコンピュータを動かすための基礎となるオペレーティングシステムについても、基本的な概念を把握し、仕組みを理解する。
授業計画 課題の提出方法として、パソコンからのLANの使い方とホームページの作り方を復習する。
UNIXの使い方、コンパイル及び実行の仕方。
CPUの機構と機械語命令
コンパイラの移植とT図式
文法理論とCFG
字句解析と決定的な構文解析
構文図と再帰的下降法
式の構文図と解析プログラム
OSの必要性と役割
割り込みとプロセス
記憶管理と記憶保護
資源割り当てとデッドロック
評価方法 筆記試験と課題の提出状況による。
教科書
参考書
メッセージ 将来システムエンジニアやプログラマになりたい人は、是非とも履修しよう。物を造ることや、物の仕組みに関心のある人には、絶対面白い。どちらかと言えばC言語ができた方が望ましいが、課題としてはプログラムを解読して一部修正することなので、プログラムを一から書き上げる能力までは要求しない。