マーケティング

年度 2009
科目名 マーケティング
教員名 金 必中
授業概要 企業は製品やサービスを生産し市場を通じて消費者に販売し収益を上げて成長しているが、その企業経営活動においてマーケティングは最も顧客に近く位置していて、顧客満足を追求するとともにさまざまな市場環境に適応できるモノの見方・ノウハウとツールを与えてくれる。すなわち、マーケティングは、消費者のニーズやウォンツを把握し、製品開発に反映し、価格や流通チャネルを決定し、そして、広告活動や販売促進活動などを通じて、製品・サービスを提供している。他に、マーケティングは、NPOなどの様々な分野においても果たす役割は大きく、時代の流れとともにその重要性を増している。情報化・グローバル化・価値観の多様化などに起因する消費者ニーズの多様化や市場競争の熾烈化などの諸問題に対して、効果的かつ効率的に適応することができるからである。したがって、本授業では、マーケティングの本質や見方を理解し、4Pを中心にその基礎概念と実際について理解・学習することを、目標としている。
授業計画 授業ガイダンス
マーケティングとは何か
マーケティングの基礎概念
顧客と顧客満足
消費者行動
製品
製品ライフサイクルと新製品開発
製品差別化と計画的陳腐化
ブランド
市場細分化
価格
マーケティング・チャネル
プロモーション
まとめ
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 毎回出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点を30%、課題レポートを20%、定期試験を50%の割合で評価する。ただし、成績評価は次のとおり。AA) 形式に不備が無く内容が特に優れている、A) 形式に不備が無く内容が良い、B) 形式は満たしているが内容がやや不足している、C) 形式・内容ともに若干の難点がある、D) 課題・定試をこなせていない。
教科書
参考書
メッセージ マーケティングは、企業経営においてはいうまでもなく、非営利組織(NPO)などの様々な分野においても応用できる大切な知識である。そして、3年次の『マーケティング戦略』、『マーケティング・リサーチ』および『マーケティング・リサーチ演習』を併せて履修すると、より実戦的で具体的なスキルやノウハウを取得できると思う。
カテゴリー: 2009

社会心理学概論 II

年度 2009
科目名 社会心理学概論 II
教員名 佐久間 勲
授業概要 1セメスターの社会心理学概論 I に続いて、社会心理学概論 II では社会心理学の諸領域に関する研究知見を概説します。2セメスターの社会心理学概論 II では、人が集まったときの問題として集団・集合行動の問題を取り上げます。講義中には取り上げる研究に関連する調査や実験を実施する予定です。
授業計画 以下の内容について1回から複数回にわたって取り上げます。
ガイダンス
説得コミュニケーション
服従
同調
社会的促進
集団の生産性
集団意思決定
分配の公正
リーダーシップ
社会的ジレンマ
没個性化
うわさ
流行現象
まとめ
評価方法 学期末に行う客観式の筆記試験+小レポートなどの平常点(または中間テスト)を加算して成績評価をします。原則として、加算した得点が9割以上をAA、8割以上をA、7割以上をB、6割以上をCとします。詳細は1回目のガイダンスで説明をします。
教科書
参考書
メッセージ ●講義は原則としてテキストに基づいて行います。ただしテキストの内容を順番に取り上げるわけではありません。またテキストの内容をすべて取り上げるわけでもありません。●講義の進め方や評価方法について1回目の講義で説明をするので、受講する学生は1回目の講義に必ず出席して下さい。●講義の連絡や課題の提出などにe-learningを使用します。
カテゴリー: 2009

異文化理解演習B

年度 2009
科目名 異文化理解演習B
教員名 若林 一平
授業概要 この授業は、3セメスターの短期留学に参加した学生が、短期留学で学んだことを理解しなおし、その上で4セメスター以降の学生生活をより充実したものにできるようサポートすることを目的としています。 文教大学の短期留学プログラムは、以下のような学習目標を掲げています。(1)英語運用能力の向上(読解・文法・聴解・会話などの総合的能力)(2)異文化コミュニケーションの理論学習とケーススタディによる理解(3)現地における米国・豪州地域研究的知識の獲得 これらの目標について短期留学中に達成できた程度は、学生ひとりひとり異なるでしょう。まずは、自分が達成したことを確認することが必要です。そして、自分以外の参加者が達成した成果を分かち合いましょう。また、こうした成果に基づいて、4セメスター以降に短期留学の経験を生かした学生生活を送るための学習計画を立ててもらうつもりです。
授業計画 事前レポートで設定して短期留学中にリサーチした地域研究テーマ(American Studies & Australian Studies)についての成果をプレゼンテーションする。
プレゼンテーションされた地域研究テーマについて、米国と豪州はどのように異なるのか、日本との比較ではどのように分析できるのか、リサーチしてレポート作成を行う。
短期留学中の異文化コミュニケーション体験について、理論的枠組みからの分析を行うプレゼンテーションを行う。
短期留学の成果に基づいて4セメスター以降の各自の学習計画をたてる。
次年度短期留学参加予定者へのアドバイス・情報提供を目的に、事前研修授業受講生との合同授業を数回行う。
評価方法 授業で提出してもらう課題およびレポートさらに授業中のプレゼンテーションなどを総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 短期留学を本当の意味で生かすためには、帰国後の取り組みが重要です。短期留学を終えたという満足感だけで終わらせるのではなく、短期留学をふまえた意欲的な学生生活を送ってもらいたいものです。積極的に授業に取り組みましょう。
カテゴリー: 2009

情報化社会(S)

年度 2009
科目名 情報化社会(S)
教員名 宮川 裕之
授業概要 情報システムを企画・計画する際に、その情報システムが利用者に与える影響を考え、設計や計画に反映させていくことが重要である。近年、社会を構成する重要な基盤システムとしての役割を担う情報システムがますます増えてきている。このような情報システムの企画や計画を立てる場合には、それが社会・経済に与える影響を認識していることが大切になる。この授業では、情報化の進展に伴って経済はどのように変化してきたのか、また、今後どのように変化していこうとしているのか、国民経済の中で情報活動や情報産業はどのように位置づけられるのか、経済構造や産業構造からみてどのような役割を果たそうとしているのか、といった問題を扱う。
授業計画 オリエンテーション(e-ラーニングの受講の仕方、授業の進め方などの説明)
情報化社会
情報とは何か
インターネット
情報化社会の社会基盤
情報技術
商品の価格決定
生産・分配・消費のメカニズム
新しい商品が生まれるまで
情報コスト
情報ネットワーク
消費者の動向と技術への期待
情報の価値と価格
新産業発生の構図
仕事の仕組みと情報システム
情報化社会に求められる人材像
評価方法 期末試験とe-ラーニングでの理解度クイズの成績をもとに評価する。
教科書
参考書
メッセージ この授業は、オンデマンド型のe-ラーニングで行う。質問や意見交換は、e-ラーニングシステムの電子掲示板や電子メールが使える。さらに深い学習を希望する学生、授業進行の遅い学生のために、講義室に集まっての授業も適宜行う(単位互換協定大学の受講生については他の手段で対応する)。
カテゴリー: 2009

栄養学総論

年度 2009
科目名 栄養学総論
教員名 中島 滋
授業概要 この授業は、栄養素の種類と働き、および生理活性物質の作用とについて理解し、生命の維持、生活習慣病の予防、および老化の防止と食生活の関係を理解することを目的としている。ヒトは食物から成長や生命の維持に必要なエネルギーや体構成成分となる栄養素を得ている。この授業では、まず栄養素の種類と栄養価(働き)について解説する。次いで、エネルギーおよび各栄養素の所要量について解説する。さらに近年注目を集めている生活習慣病の予防や老化の防止に寄与する生理活性物質(EPAやDHA、キチンやキトサン等)の作用とその利用法について解説する。なおその際には、近年の研究成果を随時引用する。
授業計画 栄養素の大別 -栄養素の概要と分類-
糖質の栄養1 -栄養素となる糖質の種類と構造-
糖質の栄養2 -糖質の代謝(消化吸収を含む)-
脂質の栄養1 -栄養素となる脂質の種類と構造-
脂質の栄養2 -脂質の代謝-
タンパク質の栄養1 -アミノ酸およびタンパク質の種類と構造-
タンパク質の栄養2 -タンパク質の代謝-
無機質の栄養 -栄養素となる無機質の種類と働き-
ビタミンの栄養 -ビタミンの種類と働き-
エネルギー消費とエネルギー所要量
食品のエネルギー
エネルギー消費とエネルギー所要量
生理活性物質1 -高度不飽和脂肪酸-
生理活性物質2 -食物繊維他-
評価方法 1.試験 2.出席 それぞれの割合は4:1。
教科書
参考書
メッセージ 適正でバランスのとれた栄養素摂取は健康の維持増進だけでなく、病気の予防や老化の防止のも大切です。栄養士となるための勉強の第一歩です。興味を持って受講して下さい。
カテゴリー: 2009

英語とメディア

年度 2009
科目名 英語とメディア
教員名 塩沢 泰子
授業概要 英字新聞、雑誌やインターネット上の時事的な記事や音声・映像ファイルを読解、聴解の上、英語で討議する。慣用的な表現にも留意し、発信力をつける様々な口頭活動ならびに文書での議論を行う。その課程でメディア英語の構成、文法、語彙の特徴なども帰納的に導き出す。また、報道内容の理解を深め、批判的思考力を涵養するため、社会、文化、経済等の時事問題についてグループリサーチを行い、プレゼンテーションやディベート、オンラインディスカッション、交渉劇などを行う。また、ディベート劇を創作、発表することにより表現力を高める。さらに仕上げとして、実際の読者・聴衆を想定した英語による報道映像ならびに英字新聞を作成する。
授業計画 1~3.Japan Times, Student Times, Daily Yomiuriなどの新聞記事の読解、聴解、分析
4~5.BBC, CNN, Reuterなどのオンライン映像ニュースの聴解、分析
5~6.事実と意見の区別
7~8.同じトピックについての異なる立場、視点を持った記事の比較
9~11.時事問題の背景についての調査、研究、発表
12~15.小リサーチに基づいた簡易ディベートと電子掲示板でのディスカッション
16~18.事実と創作を交えたディベート劇の制作と発表
19~20.日常生活における問題、話題について、クラス内外の視聴者に「情報を与える」もしくは「主張を伝える」短い報道映像・新聞を制作するための取材
21~24.報道映像の制作
25~27.英字新聞の制作
28~29.報道映像ならびに英字新聞の相互鑑賞、評価
30.まとめ
評価方法 発表活動(簡易ディベート、ディベート劇、英字新聞、報道映像)50%、定期テスト30%、平常点(授業参加度、コメント等)20%
教科書
参考書
メッセージ 報道に使われている英文について学ぶだけでなく、自ら英語で簡単な新聞や報道番組を制作してみる授業なので、自主性、積極性、好奇心が求められます。またグループでの活動も多いので、グループコミュニケーション能力も養いましょう。発信するためには十分なインプットも必要です。日頃から様々な英文に触れるようにしましょう。
カテゴリー: 2009

国際協力論総論

年度 2009
科目名 国際協力論総論
教員名 中村 恭一
授業概要 第2次大戦後から現在までの国際協力の実態を検討する。2度にわたる世界大戦を経験した人間社会は3度目の世界大戦こそ避けることはできたが、 戦争 (地域紛争)、 国際テロ、 経済危機、 貧困、 人口、環境、 HIV/AIDSやマラリヤのような生命を脅かす疾病等々、 世界の平和と安全および人間の安全保障を脅かす問題と脅威に直面している。 これらの諸問題に国際社会はどのように対応し、 また日本はどのような貢献をなすべきか。国際社会と日本という二つの社会の視点をを軸に、 国際協力の実態と日本の貢献度を検証する。国際機関などでの即戦力となり得る情報収集力と発表力の習得を目的として、 授業並びに関連活動は英語を重視して行う。
授業計画 前半では、国際連合並びに関連機関(専門機関及び総会設置機関)の性格、責務、活動内容についての基本的理解を目指す。
後半では、現在国際社会が直面する具体的な問題で、どのような国際協力が行われ、日本がどのような貢献をしているかを検証する。
評価方法 日常的な授業における討論への参加や国際協力にかかわる幅広い問題意識を重視し、期末リポートと合わせて総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 修士コース修了後に国際社会で国際協力を実践するという意志を大事にして励んでほしい。国際協力の現場に立つには、現地の言葉、あるいは国際共通語としての英語力は必須となる。従って専攻地域の言語、あるいは英語力習得を意識すること。
カテゴリー: 2009

中国語 I

年度 2009
科目名 中国語 I
教員名 何   鳴
授業概要 外国語はコミュニケーションの手段であるので、聴く、話すことに重点を置き、日常的会話が出来るように授業を進めたい。そのために、発音や会話をしっかり練習し、授業中の練習チャンスを全員に与える。
授業計画 発音(母音、子音、声調及び声調の変化など)
中国語の基本語順①:「是」の構文
中国語の基本語順②:時間的表現;「有」の構文
「的」の使い方:形容詞につく「的」及び所属を表す「的」
「在」の使い方;曜日の言い方;数の言い方
動詞の使い方①:動詞の基本形及び動詞の否定など
動詞の使い方②:「経験」及び「完了」の表現
翻訳及び聞き取り練習
練習の講評
願望を表す言い方:「想」、「要」、「打算」
可能と能力を表す言い方:「能」、「会」
翻訳及び作文練習
練習の講評
復習
評価方法 学期末のテストによって評価する。
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2009

中国語 I

年度 2009
科目名 中国語 I
教員名 丸山 鋼二
授業概要 中国語の基本を学びます。日本語の発音とは異なる中国語の発音を学びながら、中国語の初歩的な文法を理解して、中国語に親しむことができることが目標です。日本語にない一部の発音を除くと、同じような漢字を使用しているなど、中国語は日本人には取り組みやすい外国語で、一つひとつの文法事項は容易に理解できるでしょう。しかし、それを積み重ねてしっかりと自分のものにしていかないと、まもなく文法事項を混同するなど難しい言語であると感じるようになると思います。そこで、予習・復習は欠かさずやって下さい。また、みなさんの勉学をサポートするために、単元ごとに単語テストを行ないます。半年の学習で中国語の初歩的な実力が習得できるように目指したいので、1回も休まないよう、熱心な学習態度を期待します。
授業計画 中国語はどんな言語?
発音(母音・子音、声調)
基本形(「是」の構文、動詞、SVO構造)
否定・疑問文の言い方
量詞(ものの数え方)
疑問詞・助動詞
副詞(曜日・年齢など)
比較の言い方
中国語的文法(補語=様態補語・結果補語・方向補語)
評価方法 授業中の単語テストと学年末定期試験で評価します。
教科書
参考書
メッセージ 楽しく勉強していきましょう。中国語はもちろん中国についてもいろいろと質問して下さい。
カテゴリー: 2009

フランス語 I

年度 2009
科目名 フランス語 I
教員名 新宅巌・溝口ファビエンヌ
授業概要 フランス語を楽しく学ぶクラスです。テキストは文法、読解、文明、コミュニケーションの四つの要素を取り入れたものでヴァラエティーに富んでいます。もっともそのすべてをこなすのは時間的に無理なので、それぞれの課のディアローグ(対話)を中心に授業を進め,コミュニケーション力のアップをねらいます。
授業計画 新宅と溝口がリレーしながら4課までを終えたいと思っています。
基本動詞(etre , avoir ,-er 動詞)をマスターすることが最重要。
評価方法 期末テスト(50%)および小テスト(20%) 毎回の授業への参加(30%)も重視します。新宅と溝口がそれぞれ評価をもちより、総合して成績をつけます。どちらかの授業に欠席ということでは成績がつきませんから、注意してください。
教科書
参考書
メッセージ 新しいことばを学ぶことで見えてくるものがあります。ただし根気がいります。欠席がちになると付いていけなくなりますからとにかく出席すること。では がんばって!
カテゴリー: 2009