....TV is still black and white when it comes to portraying minorities....
Children Now
テレビに登場する人種・民族的マイノリティについての現状を報告する論文である。
プライムタイムのテレビにおけるラティーノの数は、1955年に3%だったものが、1995年には1%まで落ち込んだことが明らかになった。たとえ人口が約10%まで増加しているにも関わらずである。土曜の朝の子供番組では、平均して123人の登場人物が登場するがラティーノはそのうちのたった1名にすぎない。Frito Banditoの時代以来、あまり発展しておらず、ほとんどの役割を担っていない。
テレビにおいて人種・民族的マイノリティが描かれるというとき、それは白人と黒人だけである。
テレビではアフリカ系アメリカ人の数は増加しているが、プライムタイムはアメリカで最も隔離された場所であるかのようだ。ほとんどのショーは全員が黒人か、全員が白人なのである。多くの黒人俳優はいまだコメディーのなかに制限されている。
アモスとアンディによのようなエスニック・コメディが1950年代に初めて放映されてから、ハリウッドは少数派の現実のイッシューや関心をユーモアのあるプロット・ラインへ、エスニック・キャラクターをカリカチュア(風刺)へと変える傾向があり、これらのショーは結局、ステレオタイプや偏見を攻撃するか補強するのか、という問題があがってきた。
アフリカ系アメリカ人のライターでプロデューサーの Ralph Farquhar は「形式を変更するときである。現実を服用するんだ」と述べている。
人種・民族的マイノリティの子供たちは、テレビのヘビービュワーでありがちだ。 Children Now'の調査では、80%の黒人の若者が、自分のテレビを寝室に持っており、比較すると白人は51%であった。テレビはしばしば、そのような忠実なファンの役割モデルを提供していないのである。
より多くの少数派がスクリーンの背後になくてはならない。ライティングから制作、ディレクティングなど、スクリーン同様に必要であり、明らかに求められる。
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Contents Analysis Review |
製作/著作 日吉 昭彦/ひよし あきひこ copyright 2002 Akihiko HIYOSHI all rights reserved
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