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Rich, M., Woods ER., Goodman E., Emans SJ. DuRant RH.
情報ソースはここより訳出
http://www.media-awareness.ca/eng/news/news/two/video.htm
ハーバード大学の研究によると、ほとんどのポピュラー音楽ビデオでは、黒人男性は攻撃的で、白人女性は犠牲者として、描かれていることが分かった。 Pediatricsから出版され、元映画関係者の心理学者であるMichael Rich.博士が調査を行った。博士によると、10代の若者が、彼ら自身をお互いにどう見て、どのようにコンフリクトのアプローチするか、こうしたビデオは影響するという。
研究は、米国の4つのメジャーなポピュラー音楽ビデオ・ネットワーク上の518のビデオを分析した。 その結果、分析されたビデオの14.7%で暴力が生じることが分かり、22.4%のビデオでは最高レベルのレートの暴力が見られた。
特に、黒人は暴力的なビデオの25%で攻撃的な描写がなされていた。そのうちの95%は男性であった。それら暴力的なビデオにおける犠牲者の47%は白人女性であった。これら暴力的なビデオで描かれる攻撃的な人物の85%は魅力的な役割で描かれており、悪漢ではない。
Michael Eric Dyson(コロンビア大学でのアフリカ系アメリカ人の研究の客員教授)は、「嘆かわしいことだ。しかし、テレビが "黒人はまるで補食者のようで疑いの目で見られるべきである" というような認知を補強する、ということの証明である」と述べている。
Bruce Perry博士(テキサス小児科病院での精神医学のチーフ)は、子供にある特定のイメージの影響の決定に対して、これらの研究は役立つであろうと述べている。しかし、青年の暴力を単独でテレビに帰すことができないとも言う。
堅実な家族やコミュニティを持たないキッズは、価値システムが彼ら自身に根ざしていない。彼らこそがテレビに影響を受けるのである。文化的、宗教的、民族的な信念に接続しておらず、多くの時間を家族と過ごす彼らは、いかに世界があるかをテレビから学ぶのである。
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製作/著作 日吉 昭彦/ひよし あきひこ copyright 2002 Akihiko HIYOSHI all rights reserved
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