.....Because of the belief that prejudices is taught and reinforced by the unfavorable stereotypes found in mass literature, considerble interest has attached to the way in which ethnic deviants are depicted in various media.....

Head, Sydney W.

Content Analysis of Television Drama Programs
Public Opinion Quartely
1954
pp175-194


1952年3月-5月(13週間)の期間に、ニューヨークのネットワーク局で放送された64タイトルのドラマを対象として(連続ドマラはそのなかから一回放送分をランダムに選択)、ドラマ番組種別/テーマ/背景となる場所/登場人物の人数・性別・年齢・職業・民族・社会階級およびその描かれ方の姿勢などを分析している論文である。論文の目的は、放送内容における多元性のあり方を検証することであるが、民族の項目では、テレビ初期のメディア人種表現に関する知見を得ることができる。

「民族」の項目で示される内訳は「Deviant/Nondeviant」であり、「描かれ方」としては「bad」「Unsympathetic」という項目が分析されている。

民族の分析では、「白人」以外の登場人物は、サンプルとなった番組のうちの29.0%で登場し、全登場人物の11%であることが示された(1583人中175人)。「白人」以外の登場人物は必ずしも非好意的に描かれているわけではなかった。例えば「黒人」登場人物は56人中2人のみが「悪く」、4人のみが「思いやりのない」とものとして描かれていた。「白人」で「思いやりのない」とものとして描かれていたのは24.0%であるのに対し、「白人」以外では21%となるなど、必ずしも「白人」と比較して非好意的に描かれているわけではなかった。しかし、登場人物の社会階級を「上/中/下」で分類したところ、そのの比率(%)は、16:36:9(白人)/3:13:23(非白人)となっており、「白人」はより高い階級で、「白人」以外のものはより低く描かれていた。職業に関して「白人」以外の登場人物は、家庭内での仕事やサービスワークが中心で、ホワイトカラーの仕事にはめったに就いていなかった。


Contents Analysis Review
ranslated & Summarized by 日吉 昭彦
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