.....Television is a medium that reflects the world of which it is a part, however television reflects selectively and projects a somewhat transformed image of reality back upon the world....
Northcott, Herbert C. Seggar John F. Hinton, James L.
Television's Portrayals of Minorities and Woman in Drama and Comedy Drama 1971-1975
Journal Quartely
52
p741-744
テレビ広告の「黒人」および「女性」表現に関して、登場頻度に着目したテレビドラマの内容分析調査である。
1971年4月で96時間分の6:30PMから11:00pm、96時間分/1973年の2月の時間は6:30PMから11:00pm、120時間分の連続した3週間分のテレビドラマをサンプルにしている。
1971年では394の劇上の職業的役割表現が/1973年では679の職業的役割表現が分析される
その結果、結果
・1971年で「白人」と「黒人」の割合は、10.6:1/1973年では16.9;1
・1971年から73年にかけて名目だけの人種差別廃止の増加する傾向
・性別でみても人種でみても、プロフェッショナルと経営職からサービス業へ移行が多く、このシフトは「黒人」男性で目立つものである
・「白人」の場合、男女比は、5.3:1から4;1になる/「黒人」の場合、2.1:1から6.6:1に変化している
・1971年から73年にかけて、「黒人」はさほど登場しないし名声のある仕事についていないが、「白人」「女性」はよりしばしば登場し、労働力として非常によく登場している。
・「黒人」は、1971年ではより好意的に描かれていたが、1973年では、登場の頻度が下降し、高い地位の職業がほとんど見えなくなり、ほとんど同じような職業的役割表現がされていた。
・1973年に「黒人」が登場すると、彼はほとんど高い地位で描かれない。「黒人」の「男性」も「女性」も、テレビであまり見えなくなり、「白人」の女性がより見られるようになってきた。「黒人」の「女性」はテレビスクリーンからほとんど見られなくなった。「白人」「女性」はより頻繁に登場し、伝統的に男性にとってのものであった職業について登場している。
などがあげられている
セガーの一連の研究は、1970年代におけるドラマの「少数派」「女性」の登場人物の頻度が一覧できて参考になる。本論文のその70年代前半部を構成している。
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製作/著作 日吉 昭彦/ひよし あきひこ copyright 2000 Akihiko HIYOSHI all rights reserved
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