文教キャリeye
「人材、それはひとりひとりが宝石の原石」情報学部情報システム学科2年 小仁田 亮
 今回、文教キャリeyeの取材を通して、日本ユニシス様に、IT企業の業務、必要とされる人材のとらえ方などについて具体的なお話を伺うことができました。
 たとえば、2011年3月に発生した大震災で注目が高まっているクラウドサービスについて、お客様のデータを取り扱う際の心構え、注意点など、クラウドサービスの特徴から分かりやすくお話を伺うことができました。たとえば、普段オンラインストレージなどのクラウドサービスを利用しているだけでは気付かなかった、災害時における機材の安全管理の難しさなども知ることができました。
 また会議・グループワークの進め方は、大学の講義では実感することのできない興味深いお話でした。まず、日本ユニシス様では、会議時間は短めに取り、少ない時間で集中して意見を出し合い、その後お互いに情報交換を行うという進め方を採用しているそうです。会議を通して様々な視点からの意見を得たうえで、さらに次回の会議までに別の視点からの情報も準備するなど、常に他者からの意見を吸収し、より良いものに仕上げていく仕事の進め方と社員の方々の熱心さに感動しました。大学の演習で行っていたグループワークと比較し多くの気づきがあり、今後の課題を定めることができました。
 就職活動も始まり気になっていた「企業から見た人材」は、「ひとりひとりが貴重な宝石の原石」であり、それを様々な見方で分析して磨き上げ、その人が最も輝ける職場に配属することが企業の責任であるとお聞きし、社員をとても大切にしている企業であることがわかりました。
 取材を通して、普段の学生生活では得にくい貴重な情報を得ることができました。この経験を生かして、残された大学での学習や就職活動を充実した時間にできるよう頑張ります。