国際学入門

年度 2008
科目名 国際学入門
教員名 海津 ゆりえ
授業概要 みなさんは、今後の4年間をこの国際学部で過ごして学士(国際学)を手に入れます。この授業は、そのための第一歩を踏み出す授業です。この授業をとおして「国際学」という伝統的な学問体系にとらわれない自由な発想を生み出すことを目指しています。そして、この国際学部で何をどのように勉強していくのか、という学問的な土台を確認していこうと考えています。限られた時間の中でさまざまな体験をし、今後の自分の研究テーマを発見してもらうことができれば目標達成です。概要は以下の通りです。1.国際学部でみなさんがこれから学ぶ分野の紹介。さまざまな専門分野の先生方に登場していただきます。2.グループに分かれてディスカッションをすることもあります。一つの問題をいろいろな視点から見る力を養い、自分の意見を他者との意見交換の中で育んで行くことを学びます。3.「グローバリゼーション」とは何か、ということを大きなテーマにしています。欧米から他地域への「強いられたグローバリゼーション」から始まり、そうした中からも希望を見出していこうとする「可能性のグローバリゼーション」に焦点を移して、われわれが求めていこうとする未来像について考えていく。
授業計画 はじめに:大学で学ぶこととグローバリゼーションとの関係
第Ⅰ部:グローバリゼーションへの史的アプローチ
グローバリゼーションの始まり:大航海時代の始まり
もう一つの1492年:ことばが道具になった年
国民国家とジェンダー
「見る」ことと人種主義の関係:万国博覧会と博物館の始まり
現代世界の成立過程とその問題I:近代世界の始まりと「世界の一体化」
現代世界の成立過程とその問題II:第2次世界大戦後~冷戦構造崩壊後の世界を中心に
米安保体制と平和主義について
アジアと日本の共生を考える
日本の近代と「在日」とは?
第Ⅱ部:グローバリゼーションの諸相
今、英語を学ぶ意味とは?
グローバルビジネスをどうどらえるか
現代の多国籍企業の活動と消費生活
「食」とグローバリゼーション
「観光」とグローバリゼーション
世界の貧困とどう向き合うか
環境問題とどう向き合うか
メディア的現実とどう向き合うか
「音楽」とグローバリゼーション
多文化共生社会の課題
平和学の可能性
まとめ:私の国際学
評価方法 出席・授業参加に関して10%、毎回授業終了時に書いてもらうコメント・ペーパー30%、中間試験30%、最終レポート30%として、総合的に判定します。
教科書
参考書
メッセージ この授業は国際学部生としてのアイデンティティの土台づくりをめざします。両学科の学生が一緒に意見交換をする場として貴重な授業になります。学生自身が作っていく授業です。積極的な皆さんの参加でスリリングな授業にできることを期待します。