人間・科学・環境A

年度 2008
科目名 人間・科学・環境A
教員名 小泉 賢吉郎
授業概要 本講は科学・技術の、現代社会における意義を探ることを目的としている。科学・技術はおそろしい勢いでわれわれの生活のなかに入り込んできているが、いったい、こうした状況をどう理解すべきなのか。科学・技術と社会がもついろいろな接点について見ることによって、今後いかに科学・技術とつきあって行くべきかについて考え、われわれの取るべき選択肢について議論したい。文科系の学生は、われわれは科学・技術と無関係であってもよいと考えがちであるが、こういう態度は、現代社会にあってはもはや許されるものではない。本講は、科学・技術は無関係であると考えている文科系の学生を対象とたものである。
授業計画 なぜ文系の学生が科学・技術について学ぶ必要があるのか。
バイオテクノロジーが現代社会に与える意味。
すべてがDNAの構造解析から始まった。
遺伝子組み換え、クローン技術等。
なぜ環境問題がわれわれの問題なのか。
成長の限界(宇宙船「地球号」の意味)。
科学・技術と戦争(原爆の誕生)。
科学・技術万能の時代。
科学・技術への疑義提出の時代
アポロ計画の成功
ベトナム戦争
エネルギー危機
科学・技術批判と新しい科学・技術論。
いったいわれわれは科学・技術とどう付き合うべきか――誰が科学・技術を管理すべきか。
評価方法 出席点は積極的に評価する。出欠票のなかの理解欄・質問欄を利用して、この授業に積極的に取り組む姿勢を見せた者も評価の対象とする。この二つの要素を40%。期末試験の評価を60% AA)躊躇なく「優れている」と評価できる。A)「優れている」と評価できる。B) もう少しがんばれば「優れている」と評価できる。C) がんばってほしい。D) 授業について根本的に考え直してほしい。
教科書
参考書
メッセージ わからないことは、授業中にどんどん質問する習慣を身につけてほしい。もしどうしても授業中に質問するのがいやな学生は、出欠表の中の質問欄を利用して質問を書いてほしい。わからないことをわからないままにしておくと、授業がつまらなくなる。科学・技術の成果を、便利だからという理由だけで、どんどん受け入れると、結局、不便になってしまうことに気づいてほしい。現代社会にあって科学・技術に関心を持つことがいかに大事なことであるかを理解してほしい。