ゼミナール

年度 2002
科目名 ゼミナール
教員名 前田 英明
授業概要 インターネットではHTMLを使った情報の表現は静的な表現、すなわち、ファイルに入っている情報をブラウザーで表示することしか出来ません。電子取引では、株価のように絶えず変化している動的情報を取り扱う必要がある。1台のコンピュータでいろいろな仕事をさせるシステムのを作ると、業務の内容に変化が合ったときにあちらこちらを変更しなければならない。 それぞれの仕事ごとにコンピューターを利用するという「多層構造」を採用する。次のデータベースにある情報をWEBブラウザーに表示するシステムは3層構造である。データ・ベース<
授業計画 多層構造をしたシステムのあらまし
クライアントサイド・スクリプティングとは
ASPとサーバーサイドスクリプティングとは
リレーショナル データベースのあらまし
WEBサーバーとデータベースとの接続方法
XMLのあらまし
CSSのあらましと実習
XSLTのあらましと実習
モデリング技法の学習
MVC(Model View and Control)やデザイン・パターンの学習
評価方法 思いつきではシステムはできない。 毎日の学習が積みあがってシステムは出来上がる。
年度始めから年度末までの期間に君がどれだけ進歩したかをこって評価を行う。ゼミに出席しなければ、(黒板に書けない、失敗の)貴重な話は聞けないではないだろうか?
教科書 必要に応じ、参考書を推薦するが、自分で参考書を選び出すことも勉強の一部と考える。
参考書 必要に応じて推薦する。
メッセージ 「新しい時代の要求に応えるSEを育てる」というのがこのゼミナールのテーマである。
インターネットの時代のシステムは、機能別にシステムを組み合わせる多層システムに変わった。
このゼミナールでは、「時代が要求しているシステムの構築方法」を実習をまじえながら習得していく。
そして、システム間の情報の交換の手段として生まれたXMLを学ぶ。 これの新しい技術を武器として就職戦線に勝ち抜こうではないか。
2年次の「マクロ言語」、「データモデリング」を履修しておくと役立つであろう。