文章演習A

年度 2008
科目名 文章演習A
教員名 野地 安伯
授業概要 この授業は、小論文に限らず、さまざまな文章を書くための基本を学ぶものである。講義を聴き、その内容に基いた演習問題に答え、文章を書く。作品は、原則として時間内に提出するが、主題によっては宿題になる場合もある。提出作品は添削・評価して、次週に返却する。必要に応じて、補助資料を用いる。
授業計画 「達意の文」という言葉がある。考えていることがよく他人に通じるように書かれている文という意味である。本授業の目指しているのは、そういう文章が書けるようになることである。授業は下記の計画に従って実施する。
①文章表現における基本事項(仮名遣い・送り仮名・漢字・句読点など)の確認。
②日常生活を素材にした文章を書く。300字の文の練習から始め、500字程度の文をまとめられるように練習する。
③上達状況によって、主題を設定して書く(出会い・座右の銘・ 社会の出来事など)。
④上記②,③の中で、補助教材の解説・問題演習を行う。
評価方法 ①毎回の出席状況を基本とし、授業中の諸活動を含めた「出席点」を40%、提出作品を60%の割合で評価する。なお、成績評価の基準は次のとおりである。AA)出席点が高く、提出物も授業内容をよく理解し、主題に即した作品として特に優れている。A)出席点が高く,提出物は授業内容をよく理解し、主題に即している。B)授業内容の理解,主題の把握がほぼなされている。C)授業内容の理解、作品としての仕上がりがやや不足である。D)課題がこなせていない。
教科書
参考書
メッセージ パソコンや携帯電話のメールなどの普及により、手書きの文章が少なくなってきているのは事実ですが、まだまだ肉筆の良さが軽視されているわけではありません。「文は人なり」とはよく言われていることで、その意味は皆さんもよくご存知でしょう。私はそれに加えて、「文字は人なり」と言いたいのです。どのような気持ちで、どれほど真剣に書いたか、文字がそれを語ってくれます。書家のような美しい文字でなくても、一字一字ていねいに書かれた文章は、おのずと書き手の誠実さを感じさせるものです。この「文章演習A」では、読み手の心をとらえる内容と、読みやすく書かれた文字の両方を求めていきます。これまで、他人に読んでもらう文章をあまり書いたことがないという人も多いでしょう。はじめは戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れてくるものです。前向きな姿勢で取り組んでください。