| 年度 | 2008 |
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| 科目名 | 比較研究C(芸術) |
| 教員名 | 高師 昭南 |
| 授業概要 | 生物物理学的視点からみるリズムの問題を通して,芸術の世界と日常の世界がどう連続しどう違っているかを見る。フラクタル的ゆらぎ,動的協力性,拍子とリズムの違い,分割と分節の違い,被担性,受動的能動性,前駆性,中心と周縁,響存構造の生成といった概念を踏まえつつ,具体例を通してテ-マに迫りたい。今回は特に上演芸術を具体例にしてリズムの問題を考える。 |
| 授業計画 | 没入と展望Ⅰ~日常の行動=習慣的身体と芸術~ 没入と展望Ⅱ~ピナ・パウシュ『カフェ・ミュラー』を通して。何を表現しているのか,わからない?~ 没入と展望Ⅲ~能『砧』を通して。没入と展望の仕掛け~ 没入と展望Ⅳ~生の根底としてのふれあう。その絵は何故生気がないのか~ 没入と展望Ⅴ~ロシアの映像詩人ノルシュティン『外套』を通して。観察するとは~ 没入と展望Ⅵ~土門拳『筑豊の子どもたち』を通して。奥にあるものを目に見えるディテ-ルの把握においてとらえる~ 没入と展望Ⅶ~無名塾公演『令嬢ジュリ』(ストリンドベリ原作)を通して。疎外とリアリズム。演技~ 没入と展望Ⅷ~歌舞伎『白波五人男』浜松屋店先の場を通して。型と性根~ 没入と展望Ⅸ~映画『理由なき反抗』におけるジェイムズ・ディ-ンの演技~ 危ういバランスと予感の情動性– 大道芸をめぐって– カオスを内在する秩序Ⅰ~ボッテチェリ『プリマベ-ラ』におけるヘルメスをめぐって~ カオスを内在する秩序Ⅱ~エドワール・マネ『ファリ-・ベルジュ-ルの酒場』をめぐって~ カオスを内在する秩序Ⅲ~ジョルジュ・ルオ-の作品をめぐって。届いてくる光~ カオスを内在する秩序Ⅳ~VTR『美を語る』を通して~ カオスを内在する秩序Ⅴ~プリゴジン「生命を操るカオス」を通して。動的協力性~ カオスを内在する秩序Ⅵ~リズムあるいはカオスモス。演技的行動。共振=同調と引き込み現象~ 鑑賞Ⅰ~舞踊『ボレロ』3作品を通して。拍子とリズム~ 鑑賞Ⅱ~舞踊『血の婚礼』(ガルシア・ロルカ原作。アントニオ・ガデス振付け)を通して。リズムとタメ~ 鑑賞Ⅲ~舞踊『白鳥の湖』を通して。リズムと成就~ 鑑賞Ⅳ~舞踊『マノン』(ケニス・マクミラン振付け)を通して。リズムとタメ~ 鑑賞Ⅴ~浪曲『藤十郎の恋』(春野百合子)を通して。序破急というリズム~ 鑑賞Ⅵ~オペラ『死の都』(コルンゴルド作)を通して。リアリズムとしての幻想~ 鑑賞Ⅶ~落語『源平盛衰記』(林家三平),『狸賽』(柳屋小さん)を通して。場のリズム~ 鑑賞Ⅷ~漫才『僕は幽霊』(中田ダイマル・ラケット),『出逢いと別れ』(やすし・きよし)~ 鑑賞Ⅸ~ソポクレス『オイディプス王』を通して。中心と周縁の反転性~ |
| 評価方法 | 小レポート(3,4本)と出席点によって評価。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 制作としての学習姿勢―作りつつ学ぶ姿勢を習得していただきたい。レポ-ト作成及び参照プリントは,その趣旨に従ったものである。 |