ゼミナールⅢ

年度 2008
科目名 ゼミナールⅢ
教員名 松本 浩之
授業概要 本ゼミは、広く教育活動に興味を持ち、将来子ども(ヒト)に関わることを職業とし、相手の成長や喜びを我が事として共に享受することに強い憧憬を抱く、そんな学生諸君に履修して欲しいと考えます。「生きる力」を育むことが強調されて久しいですが、ただ生きることは、今の時代少しも困難ではありません。「よりよく生きる」ことを今問うていくことが必要なのです。では、「よりよく生きる」とは、どういうことか。永遠の哲学上の課題ともいえるこの問いに、現時点での自分なりの回答を得ることがこのゼミの最終目標です。目標到達の方法として、古今東西のすぐれた思想家(芸術家や文学者を含む)の人となりを概観し、自分が最も魅力を感じた人物について著書や文献を読みあさり、共感的摂取をするという形をとりたいと考えます。
授業計画 輪読会
小林秀雄の著作
池田晶子の著作
ゼミ生が輪読を希望する著書
自分が追求する作家やテーマについての発表
自分が読み進めている著書の途中経過の発表
自分の思索の過程の途中経過の発表
研究発表
自分が選んだ作家や著書、自分の思索の足跡の発表
評価方法 自分の生き方や行動の価値基準をどれだけ吟味しているか、その深まりを、発言やレポート等によって評価します。また一人の思想家についてどれだけ深くのめりこみ、自分の血肉にできるかも大きな評価内容です。また、ゼミ生同士協力し合い、お互いに磨きあうことも学習を深める大きな要因なので、孤立せず仲良く交流しあうこと、困った時に助け合うことなども評価に加味します。そのためにもゼミの時間に確実に出席し、ゼミ生同士で密接に交流を持つことを要求します。人として「よりよく生きる」ことに興味のない学生には履修をお断りします。
教科書
参考書
メッセージ 「自分は何のために大学に通うのか?」「何のためにその職業をめざすのか?」「希望通りの就職ができれば自分は幸せなのか?」「友達とのとりとめない雑談に1日を費やしていてよいのだろうか?」そんな疑問がふくらみ始め、まじめに回答を求め始めた諸君にぴったりのゼミです。このゼミを通して身につけてもらいたい力、それはずばり「教養力」です。