社会学特殊講義A(社会集団とコミュニケーション・金4)

年度 2008
科目名 社会学特殊講義A(社会集団とコミュニケーション・金4)
教員名 日吉 昭彦
授業概要 この授業は、社会集団とコミュニケーションという幅広い概念をキーワードに、個人と社会の関係性や、社会のなかのコミュニケーションの諸相を、広く理解することを目的としたものです。 まず、はじめに社会学的なアプローチによる集団に関する理論的な研究を紹介します。さらに、社会生活を営む私たちの公共的な関係について、組織・行政のコミュニケーション活動の事例などから考察していきます。また、日常的なコミュニケーション行動の広がりや、メディアの介在によって変化する対人関係などを学び、より日常的で私的な領域でのコミュニケーションについて考察します。大衆文化や若者文化の諸相について考察する視座を、社会集団とコミュニケーションという観点から身につけることも合わせて目標とします。
授業計画 1. イントロダクション:社会集団とコミュニケーション
2. 集団の形成過程と個人
3. 社会秩序と社会集団
4. コミュニケーション・ネットワークと集団構造
5. 社会集団とディス・コミュニケーション
6. 組織のコミュニケーション活動と公衆関係
7. 行政のコミュニケーション活動と市民社会
8. 流行現象と消費行動の社会学
9. 日常生活とコミュニケーション・チャネルの多様化
10 家族関係の変容とケータイがつなぐ対人関係
11 ネットワーク社会の対人関係と電子コミュニティ
12 新しいコミュニケーション文化と若者文化
13 社会集団と文化の多様性
評価方法 授業への出席やリアクション・ペーパーなどを総合した平常点を30%、期末に行う課題試験を70%の割合で評価します。成績評価の規準は、授業への積極的な参加を前提に、AA)授業内容の理解と独創性を合わせ持ち、出題意図に則した論述となっている、A)授業内容を理解し、出題意図に則した論述となっている、B)授業内容の理解あるいは論述の仕方などでやや不足がある、C)授業内容の理解と論述の仕方などで難点がある、D)課題がこなせていない、とします。
教科書
参考書
メッセージ 個々のテーマごとに、受講生のみなさん自身の見解を整理しておいてほしいと思います。授業で扱う「個人」を考える際に、具体的に想定される「個人」を思い描きながら、授業に臨むことも重要です。