パターン認識

年度 2007
科目名 パターン認識
教員名 鈴木 昇一
授業概要 静止画像・動画像・会話音声・楽曲などはパターン(感性情報)の集合体であり、このようなパターンの集合体はインターネットなどのメディアなどの上に表現されている。メディア上のテキスト(文字列)を検索したり理解するための技術も今まで以上に必要であるが、マルチメディア社会が成熟するためには、メディア上のパターン集合体の内容を検索し、個々のパターンをカテゴリ(概念)に分類・認識・理解する技術(パターン認識技術)が必要とされる。本講義では、このようなパターン認識技術を支える基礎が解説される。
授業計画 (1)パターン認識技術が世の中をどう変えるかの概要的説明と、パターン認識技術を知能化しなければならない必要性
(2)音声パターン、画像パターン、文字列パターンの、計算機内部での表現法、標本化法、量子化法
(3)処理の対象とする問題のパターンの集まりであるパターン集合をどう、表現するか?
(4)原パターンの代りとなるパターンモデルを作るモデル構成作用素と、その学習
(5)パターン間の類似性の程度を計量する類似度関数SMと、その学習
(6)パターンをおおまかに分類する機能を持つ大分類関数BSCと、その学習
(7)パターンの帰属するカテゴリの候補を絞る役目を持つカテゴリ選択関数no
構成
(8)現在までの各種認識法、ニューラルネットによる認識法、並びに、学習によって獲得した知識をパターン認識に役立てる方法
(9)入力パターンから連想されるパターン、並びに、入力パターンの帰属するカテゴリを同時に出力する連想的多段階認識法
(10)立体画像の処理、特に、画像の理解手法
(11)言語音声、会話音声の意味処理
(12)自動採譜、楽曲の意味処理
(13)パターンに対し認識システムが持つカテゴリ帰属知識を獲得する方法と、マルチモーダルインターフェースの設計法
評価方法 質疑応答,ペーパ・テスト、レポート、出席などを考慮し、総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ マルチメディア社会の進展に伴い,パターン認識の技術は基本的に重要となってきている.画像内容の理解,楽曲の自動採譜,会話音声の理解,マルチモーダル情報処理など,ソフトウェア知能ロボットの基礎に,興味ある学生は受講するのがよい.